従妹に好かれた俺の話
とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 21:50:03 ID[U7zPRDwo]

じゃじゃーん。とっとだよー。


久しぶりになんか話かいてみる。


ちょっとSS風味に俺の過去の話するのぅ。


ゆっくりお付き合いください。





従妹に好かれた俺の話
2. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 21:53:24 ID[U7zPRDwo]
スペックから


俺氏

中二
ヒョロガリ
顔はマシってよく言われる
当時は164?ぐらい



従妹

小六
夏帆みたいな感じ。可愛い
チビ。
親の妹の子





従妹に好かれた俺の話
4. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 21:55:42 ID[U7zPRDwo]

中二の俺の話。


俺はその夏休み田舎の従妹の家に居ることになった。


理由は親の仕事?の都合らしかったけどよく覚えてない。

中二の俺にとって田舎という響きはなんとなく面白くはなかった。




従妹に好かれた俺の話
6. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 21:58:35 ID[U7zPRDwo]

俺の家から片道2時間半ぐらい。


正直ダルかった。従妹の家に行くことになったのは久しぶりすぎてよく覚えてないし。


行く当日。


家で準備してゴロゴロしてるとインターホンが鳴った。


玄関に行くとおばあちゃんがいた。


俺のおばあちゃんは従妹の家に住んでたから迎えに来たとわかった。





従妹に好かれた俺の話
10. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:00:20 ID[U7zPRDwo]

「とっとやねぇ?」


「あ、はい」


なぜか敬語の俺。


「暑いからはよいこうか」


軽に乗って片道2時間半。


俺は酔った。




従妹に好かれた俺の話
13. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:02:40 ID[U7zPRDwo]

なんせ山道。


もともと酔いやすい俺はノックアウト。


フラフラになりながらなんとか従妹宅に到着。


やはり田舎の家。デカイのなんの。


だがそんなのどうでもいい。気持ち悪い。


俺はなだれ込むように中に入りリビング?というか居間に倒れ込んだ。




従妹に好かれた俺の話
14. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:05:43 ID[U7zPRDwo]

「うぅ・・・」


畳の部屋で風も通っていくらか楽になってきた。


「あらら。大丈夫か?」


おばあちゃんが心配そうにしてお茶を持ってくる。


「大丈夫です・・・」


「これ飲み。ましなる」


氷の入ったキンキンの麦茶を飲み干す。


「あ、ありがとうございます」


「いえいえ」


そう言っておばあちゃんはどこかにいった




従妹に好かれた俺の話
16. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:09:27 ID[U7zPRDwo]

まぁサマーウォーズのあの田舎のデカイ家を思い描いてくれたらいい。


居間から庭に通じててそこから風が入ってくる。


風鈴も鳴る。


酔が覚めたころ俺は家の中をブラブラ歩いた。


やはり広い。


もうホントに。使われてない部屋もあって金持ちだなぁとか思った。




従妹に好かれた俺の話
19. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:12:36 ID[U7zPRDwo]

2階に上がる。


2階は一階に比べると全然涼しくない。


悶々とした熱気があった。


まぁ気にせず進むと1つ部屋が。


夏帆の部屋と書かれた看板。


従妹のものだとわかった。従妹とは小さい時以来会ってなくて顔もほとんど覚えてない。


ノックをする。




従妹に好かれた俺の話
20. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:15:57 ID[U7zPRDwo]

コンコン


返事がない。


「もしもしー」


何も返ってこない。失礼かと思ったが部屋を開けた。


いかにも小六という感じの部屋。勉強机に水色のベット。ところどころポスターも貼ってある。


なんかいい匂いもする。


この時俺氏もちろん童貞。


従妹とはいえ女の子の部屋は初で興奮。変態です。




従妹に好かれた俺の話
21. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:18:12 ID[U7zPRDwo]

堪能したあとドアを閉める。


よし。俺は何も見なかった。


その従妹の部屋のとなりに俺の夏休みの間過ごすと思われる部屋があった。


ベットと軽い机があるだけの部屋。


荷物もここに置かれてた。


と、隣の部屋だと・・・!?


興奮しました。





従妹に好かれた俺の話
22. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:21:21 ID[U7zPRDwo]

再び一階へ。


従妹の親は共働きで家にいない。


俺は従妹を探すがどこにもいない。


おばあちゃんもいない。


仕方なく最初の居間で寝転がってテレビを見てた。


なんとなくテレビを見てると眠くなってそのまま熟睡。




従妹に好かれた俺の話
23. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:25:57 ID[U7zPRDwo]

「・・・・・・ねぇねぇ」


「・・・うぅ・・・ん」


「ねぇ!!!!」


ドスッ!


腹に痛み。とっさに抑える。


「寝過ぎだからw」


目を開けて見上げるとそこには肩までのセミロングにショートパンツ。Tシャツをきた女の子が立ってた。


「ど、どうも・・・」


「痛かった?」



「あ、まぁ・・・」



その女の子は隣に座る。


「夏帆です。夏休みの間よろしく」


ニコッと笑う。可愛い。天使か。




従妹に好かれた俺の話
24. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:29:22 ID[U7zPRDwo]

思い出補正とかじゃなくてホントに可愛い。


モデルとかでもおかしくないレベル。


「あなたは?」


「あ、あぁ。とっとです。よろしく」


「てかはじめましてじゃないからね?」


「ちっさい時会ってるんだよね」


「覚えてる?」


「あんまり」


「さいあくー」


不貞腐れたように寝転ぶ夏帆。


「ごめん」


「いいよ別にw冗談」


「覚えてるの?」



「あたしは結構覚えてる」




従妹に好かれた俺の話
25. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:32:59 ID[U7zPRDwo]

「あたしお兄ちゃーんって呼んでたよw」


「よんでもいいよ?」


「やだw恥ずかしいじゃん」


「残念だな」


「なんでやんw」


「お兄ちゃんなんて呼ばれる機会ないし」


「うー。じゃあ呼んでもいい?」


「ドンとこい」


「よし。ドンといく」


夏帆の笑顔はマジで天使だった



従妹に好かれた俺の話
26. とっと√【童貞マスター】
2014年5月22日 22:35:57 ID[U7zPRDwo]

「お帰り夏帆」


「ただいまおばあちゃん」



おばあちゃんがお菓子を持って居間にきた。


「夏休みの宿題は?」


おばあちゃんがたずねる。


夏帆はバツの悪い顔で答える。


「あとで」


それだけ。


「やらないのかい?」


「あとでー!!!」



わがままなのかと思った。




従妹に好かれた俺の話
27. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:38:21 ID[U7zPRDwo]

ポテチを食べてる夏帆にきく。


「宿題してないの?」


「当たり前じゃーん。まだ夏休み始まったばっかだよ?」


「最後まで残すタイプ?」


「バレた?wお兄ちゃんも?」


「同じく」



「さすが従兄弟w」



2人で笑う。コーラこぼして怒られてた夏帆。



従妹に好かれた俺の話
31. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:43:17 ID[U7zPRDwo]
夜。


夏帆の両親も帰ってきて5人で食卓を囲む。


「「「いただきますー」」」


全部おばあちゃんが作ったみたいだったけどやたら豪華。


てか全部美味しい。


「とっと君おいしい?」


お父さんが聞いてきたので正直に答えた。


「すっごくおいしいです!!」


自分でもビックリするぐらい声もデカかったと。


「作ったかいがあるねぇ」


「おばあちゃんの料理は上手いからね」


「夏帆も見習って教えてもらえばいいのに」


お母さんに釘を刺される夏帆。




従妹に好かれた俺の話
34. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:48:12 ID[U7zPRDwo]

食べ終えるとおばあちゃんがメロンを切ってくれた。


夏帆と2人で一つを半分ずつ。


量は多かったけどメロンは好物でこれも難なく食べれる。


「メロン好きなの?」


「めっちゃ好き!!」


「あたしも!」


「久しぶり食べたし尚更だわ」



「だよねー。あたしも久しぶり」



お母さんが夏帆を呼ぶ。

「夏帆ーーー」


「なにー?」


「先お風呂入っちゃってくれる?」


「わかった。お風呂行ってくるね」


「うん行ってらっしゃい」


「メロン食うなよ」


「人の分まで食べないわ」


「よろしい」




従妹に好かれた俺の話
36. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:51:05 ID[U7zPRDwo]
「一緒にお風呂入る?」


ブッ!!!


吹き出す俺氏。硬直。


「冗談wwwビビリすぎだから!そんなに嫌か!?」


「いやそうじゃなくて・・・」


「わかったわかったw」


スタスタとお風呂に向かう夏帆を見ながら俺氏顔真っ赤。


さすが童貞といったところか。



従妹に好かれた俺の話
41. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 22:58:59 ID[U7zPRDwo]

夏帆が入ったあと俺も湯船に。


ボーっとしてると誰かが脱衣所に来た。


「ちょっとー」


夏帆だった。


「なに?」


「風呂場にブレスレットない?」


見てみると確かにそこにブレスレットがあった。


「あぁ。あるよ。あとでわたsu」


言うが早いか夏帆は風呂場の扉を勢い良く開ける。


「ちょっ!?!?!?」


「ありがとう!!!!これこれ」


とっさに隠す俺。まさに女子のよう。


「ごめんごめんwじゃ」


そう言って夏帆は出ていった。


童貞の俺氏のぼせる。






従妹に好かれた俺の話
43. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 23:01:44 ID[U7zPRDwo]

風呂上がり。


居間には夏帆が何食わぬ顔でテレビを見てる。


俺も座ってテレビを見る。


わかるかな。風呂上がりってめっちゃエロくね?


あといい匂いめっちゃするんだよ。


座ってるだけで俺はもう必×よ。



従妹に好かれた俺の話
45. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 23:07:38 ID[U7zPRDwo]

耐えきれなくて自室に行く。


クーラーがついてたので付けてベットに寝転がる。


従妹とはいえ女の子。


あんなことされると俺としてはもう従妹として見れなくなるようで怖かった。


コンコンッ


「はい」


「夏帆だけど入るよー」


「ちょ」



夏帆は何食わぬ顔でまたも入ってきてクーラーの前に座る。


つまりはベットの上。


「何しにきたんだよ」(震え声)


「だって涼しいじゃん」


「お前の部屋にもクーラーあるだろうが」


「ないよバカ。扇風機しかないのー」


「えぇ・・・」


「ここで寝たらダメ?」


「ダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ」
(必×)


「必死すぎw」




従妹に好かれた俺の話
46. とっと√【童貞マスター】 2014年5月22日 23:11:07 ID[U7zPRDwo]

「だって今日あついし」


「困ったなぁ・・・」


「ね?いいでしょ?」


「じゃあ俺がお前の部屋で寝るから」



「女の子の部屋で勝手に寝るの!?さいてー!」


いやもう入ったんですがね(ゲス顔)


「そんなん言っても・・・」


「じゃあベットのしたでねる!」


「それはダメだ!!!」



結局俺氏が床。


夏帆がベットでねることに。




従妹に好かれた俺の話
63. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 21:37:31 ID[U7zPRDwo]

朝。


「起きろ!!!!」


「ファッ!?」


唐突に揺さぶられる俺氏。


夏帆が上に乗ってきて起こしに来てた。

エロい。


「は、はやくね?」


「当たり前じゃん」


時間は5時半。


「なんで?」


「なんでってラジオ体操行くから」


「ほう」


「うん」


「で、なんで俺は起こされたの」


「一緒に行くから」


「なんで?」


「なんで?」


「・・・」



「いいから付いてくるの!」


手を引かれて階段を降りる。


こいつ・・・。




従妹に好かれた俺の話
65. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 21:42:33 ID[U7zPRDwo]
朝ごはんも食べずにそのまま外へ。


外はまだほんのちょっと暗い。


ラジオ体操なんて都会っ子の俺には初めて。


場所は夏帆の小学校。


グラウンドには老若男女結構な人が居た。

そのままラジオ体操第一を全員でする。


なんかシュール。




従妹に好かれた俺の話
67. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 21:48:02 ID[U7zPRDwo]

夏帆も隣で真面目にしてた。


終わるとお手本の先生のところで紙をもらってハンコをもらう。


まぁ恒例ちゃ恒例。


押してもらってちょっと感動。


「お、夏帆じゃん」


近付いてきたのは男の子2人。


「だれこの人」


田舎のガキは礼儀を知らんらしい。

夏帆が説明する。


「従兄弟のとっと。中二。夏休みの間あたしの家に泊まってるの」



「従兄弟なんか」


「よ、よろしく」


どもる俺カッコ悪い。




従妹に好かれた俺の話
68. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 21:52:34 ID[U7zPRDwo]

「とっと。こっちの二人は大樹と直哉ね」


大樹ってのはスポーツ刈りの生意気ガキ。


直哉はなんとなくイケメン。腹立つ。


「なぁなぁ夏帆今日遊ばね?」


大樹が夏帆に言う。


「なんでよ。いやだけど」


「いいじゃん!!昼のプール行こうぜ?な?」


「いや!今日は家に居て勉強とっとに教えてもらうの」


驚くが何も言えない俺氏。


「なんだよー。明日は?」


「うるさい。帰れ」


「つめてぇな・・・」


「また遊ぼ」


「わかった。直哉行こう」


多分大樹ってやつは夏帆のことが好きなんだろうなって思った。

まぁ可愛いしそりゃモテるわな。


隣で夏帆は舌打ちしてたけど。




従妹に好かれた俺の話
70. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 21:56:16 ID[U7zPRDwo]

家に帰って朝ごはん食べたあと夏帆が宿題持って俺のところに。


「教えてください先生」


「俺そんなに頭良くないよ?」


「小六にとっては先生です」



「わかるとこは教えるよじゃあ」



そんなこんなで勉強開始。


国語だった。俺は得意なのでここは結構教えれた。


漢字を教えるたびにおぉーって夏帆が言うからノリノリでおれも教えてた。




従妹に好かれた俺の話
71. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 21:59:20 ID[U7zPRDwo]

「さすが中二!頼りになるわー」


「いやいや」


「あたし一人じゃ絶対終わらなかったこれ」


国語は1時間ちょっとで終わった。意外に早く終わった。


「なんか俺が疲れたわw」


「肩揉みましょうか?」


そうゆうと夏帆は後ろに回り込んで肩を揉み始めた。


「ちょ。いいって」


「いいからいいから!」


こ、こいつ・・・。


うまい・・・だと・・・!?





従妹に好かれた俺の話
73. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 22:03:37 ID[U7zPRDwo]

「どこで覚えたんだこれ・・・」


「えへへー。おばあちゃんにいつもしてるからねー」


「うまいわ」


「あざす」


手付きがもはやプロ。脱力して眠くなる。


「横になって」


言われるままにうつ伏せに。


肩甲骨の辺りをゆっくり撫でるようにマッサージされて俺氏天にも昇る。


腰もほどよく解してくれてうっとり。


そして熟睡。




従妹に好かれた俺の話
74. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 22:07:23 ID[U7zPRDwo]

もうこの時は気持ちよすぎて熟睡よ熟睡。


しばらくして目が覚めると枕もあってタオルケットも被せてくれてた。


なんてできるやつなんだと感心した。


「起きたー?」


夏帆が2階から降りてくる。


「おかげさまで」


「気持ちよかったでしょ?」


「最高に」


「めっちゃ寝てたねw」


「熟睡だったわ」



「寝顔ブサイクだったけど可愛かったよw」


赤面の俺氏。


「あかくなってる?w」


「な、なってない!!!」


爆笑されましたとも。



従妹に好かれた俺の話
77. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 22:13:18 ID[U7zPRDwo]

「お昼食べる?」


「うん」


「ラーメンでいい?」


「ラーメン好きだしオケ」


「任せろ」


夏帆は台所に行ってラーメンを作った。


塩ラーメン。もやしとネギとチャーシューとめんま。完成度は物凄かった。


「お前料理できんの?」


「これラーメンだよ?w誰でもできるわ」



「そ、そっかな・・・」



「食べて食べて」


おばあちゃんは出かけてるとのことで2人でいただきます。

暑い夏に食べるラーメンってなんか美味しいよな。

ぺろりとたいらげてしまった。




従妹に好かれた俺の話
84. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 22:44:42 ID[U7zPRDwo]

のんびり居間にいると夏帆がなにやら持ってきた。


「トランプしよ!!」


「なんのゲームだ?」


「うーんスピード!」



「いいよ」


スピードを開始。俺が黒。夏帆が赤。


結果俺氏の圧勝。


「・・・」


「もっかいやるか?」


「・・・やる」



2回目。


またも圧勝。


「・・・やめる」



夏帆は負けず嫌いだった。




従妹に好かれた俺の話
85. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 22:48:07 ID[U7zPRDwo]

そんなこんなで夕方。


夏休みと言っても特に友達もいないしダラダラ。


なにかあるというと夏帆がちょっかいかけにきたりするぐらい。


でもそのちょっかいが中二の俺にはなんか嬉しかった。


小六のかまってちゃんの相手をするのはなかなかに楽しい。




従妹に好かれた俺の話
88. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 22:52:28 ID[U7zPRDwo]

夜。


また夏帆は俺の部屋にやってきた。


「また来たのか」


「暑いからね」


俺が床に寝ようとすると


「まって」


「なんや」


「一緒に寝ない?」


「暑いんじゃなかったのかよ・・・」


「だってさ・・・床寝にくいでしょ?」


「そうだけどさ」


「ね?ね?」


ロリコンじゃないがこの案には乗った。


「わかったよ」


「よろしいw」


夏帆がベッドをポンポンと叩く。


俺はそこに入って電気を消す。


落ち着かない。



従妹に好かれた俺の話
89. とっと√【童貞マスター】 2014年5月23日 22:55:35 ID[U7zPRDwo]

従妹とはいえこんな経験ねぇモノ。


ベッドだって広くないしお互い肩がぶつかって手も当たってる。


寝れるわけねぇ。


が、夏帆は簡単に寝息立ててましたはい。


警戒心ゼロかよと思ったけどまぁ従兄弟だもんな。


俺もそんな寝息につられて就寝。



従妹に好かれた俺の話
108. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 20:03:18 ID[U7zPRDwo]

朝はラジオ体操。

帰ってきて夏帆の宿題。そんでダラダラみたいなのをしばらくずっとしてた。


特に起伏もない日々だったけど夏帆といたら飽きなくて充実してた。


夏帆はというと徐々にボディタッチやら増えて童貞マスターの俺は結構ひやひやしてた。

まぁでも恋心とかはなくてただいて気兼ねしないいい友達って俺は捉えてた。



従妹に好かれた俺の話
109. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 20:06:16 ID[U7zPRDwo]

そんなある日。


ラジオ体操から帰ってきていつものように夏帆の宿題を手伝っているとチャイムが。


大樹と直哉が訪ねてきた。


2人ともどうやら俺に宿題を教わりたいと来たらしい。


夏帆は帰れって連呼してたが無下に返すのも悪いし勉強を見てあげることに。


大樹の反応とかも見たかったしね。



従妹に好かれた俺の話
111. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 20:10:24 ID[U7zPRDwo]

「夏帆は今どこ勉強してんの?」


大樹が乗り出して夏帆のプリントを見る。


「うっさい!」


「え!?もうそんなに進んでんのかよ!?」


「そりゃとっとが手伝ってくれてるしね」


「教えてくれよ!なっ!」


お前俺に教わるんじゃなかったのか。ってツッコミは心の中でしておいた。


「なんで大樹にあたしが教えなきゃなんないのよ!」


「いいじゃん!!いいじゃん!!」


そう言って大樹は夏帆の隣へ。


「こっちくんな!!!」


「見せて見せて!」


こいつ肉食とかいうレベルじゃねぇな。

童貞の俺にはさんこうになる。


こうゆうのがリア充とかになるんだろうな。



従妹に好かれた俺の話
112. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 20:13:46 ID[U7zPRDwo]

「まぁまぁ」


ここでイケメン直哉が初めて口を開いた。


「夏帆?大樹バカだから教えてやってくれよ」


「いやだ。あたしもバカだし」


「その後は俺にも教えてくれたら嬉しいな?」


「は?いや意味わかんないから」


あー。なるほど。このイケメンクール気取ってやがる。


こいつもモテてきたから落ちない女はいねぇとか思ってんだろうな。腹立つ。




従妹に好かれた俺の話
113. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 20:17:48 ID[U7zPRDwo]

「とっとー!!」


夏帆が俺に抱きつく。


もう慣れてしまってる俺は特に反応はしなかったが2人の目が恐ろしいことになってたので一応引き離す。


「お前らそもそもとっとに教えに来てもらったんだろうが!とっとに聞けよ!」


2人とも納得がいってない模様で黙る。


その後はお互いにしぶしぶ教えて教えられてるガキという気まずい空間が出来上がった。



従妹に好かれた俺の話
116. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 20:23:56 ID[U7zPRDwo]

昼前。


勉強も一段落したころおばあちゃんがそうめんを作ってくれた。


四人で仲良く?テーブルを囲んでそうめんをすする。


相変わらず気まずい。


「なぁ夏帆」

大樹が沈黙を破る。


「なに」


「昼からプールいかね?」


「いや」


夏帆はやはりこの二人に冷たい。


「なんでだよ!!一回も行ってないだろ?」


「いいじゃん。行く義務とかないし」


「ねぇとっとさんも行きたいですよね?」


頷けって目で伝わる。


それに負けて頷く俺。カッコ悪い。


「ほら!とっとさんも行きたいって」


「えぇー・・・」


「行こうよ!!」


「うーーん。わかった」


「やったー!!!!」


喜ぶ2人。納得いかない夏帆。ダサい俺。



従妹に好かれた俺の話
117. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 20:32:13 ID[U7zPRDwo]

食べ終わって小学校のプールへ。


一応自由開放ということだったが小学生はスク水。一般の人はまぁなんでもありって感じだった。


人は昼過ぎすぐってこともありそこまで混んでない。


先に俺とガキ2人はカンカンのプールサイドで夏帆を待ってた。


2人はまぁ凄い楽しみそうだった。ニヤニヤしてたし。小六だしエロくて当然か。


「おまたせ」


ビックリした。なにがビックリしたって夏帆は小六にしては胸がデカかった。まぁ身長は小さいからロリ巨乳という変態大興奮の構図が出来上がっていた。


足も細いしくびれもあって小六かと疑った。小学生ならではのスネにアザもなかった。


思わず見とれてしまったほどだった。


ガキ2人?もうそんなのイチコロですよ。


「な、なに?あんまりじろじろ見ないで欲しい」


スク水なのに胸を隠す夏帆。


これはエロい。



従妹に好かれた俺の話
120. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 20:38:32 ID[U7zPRDwo]

とりあえず水に入って競争やらなんやらしてた。


2人はなぜかここにきて無言。


まぁあんまり夏帆見すぎると興奮して大変な事になるからだと予想♂


で鬼ごっこしようということになった。


ジャンケンに負けて俺が鬼。


人も増えてたから探すのも一苦労。


潜って探してるとプールの角で息を止めて潜ってる夏帆を発見。


手と目をギュッてつむって息を止めてた。


なにあれ可愛い。


気付かれないように横から進む。


途中で気付かれて逃げ出す夏帆。


追いかける俺。


事案だよねこれ。


そう思いながら



従妹に好かれた俺の話
135. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 21:35:38 ID[U7zPRDwo]

プールは25メートルプール。


追いかけときゃ速い遅い関係なくタッチできる。


なんなく夏帆にタッチする。


「へんたい!!!」


「えぇえ!?」


「女の子に触るとか・・・」


「今頃かよ・・・」


「ウソw」


ニヤっと笑って泳いでいく夏帆。


大樹を見つけて思い切り殴ったのを見たときは笑った。




従妹に好かれた俺の話
136. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 21:42:10 ID[U7zPRDwo]

ひとしきり遊んでプールもお開き。


みんなゾロゾロ帰り出して更衣室はえらいことになってたのでちょっと待つことに。


ガキ二人はあの地獄の更衣室に行った。アホかと。


俺と夏帆はプールサイドで待機。


「とっと楽しかった?」


「楽しかったよ。久しぶりにプールきた。お前は?」


「意外と楽しかった」


「そりゃよかったな」


「うん!」


「とっとって腹筋割れてるんだね」


俺は野球部だったから腹筋は割れてた。


「まぁな」


「腹筋割れてるの初めて見て感動。触っていい?」


「へんたい!!!」


「女子からはいいの」


腹筋をおぉーとか言いながら触ってる夏帆。


ちょっとこそばかった。



従妹に好かれた俺の話
137. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 21:46:05 ID[U7zPRDwo]

「ありがと」


「いえいえ」


ニコニコしてまた前を向く夏帆。


同級生だったら絶対好きになってるだろうな。


濡れた髪が風でなびいてる。


足だけプールに入れてバタバタしてる。


なんかいいな。




従妹に好かれた俺の話
139. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 21:53:41 ID[U7zPRDwo]

ガキ2人とは学校前で解散。


夏帆と2人で家で帰った。


日はちょっとだけ落ちてほんのりオレンジ色してる。


それを横目に田畑の隣をサンダルでペタペタあるく。


「ねぇおんぶしてよ」


「なんでやねん」


「足痛い」


「同じく」


「おんぶ!!!」


無視して歩くと夏帆が後ろで立ち止まって。


「おんぶ!!!!」


だだをこねる。小六が。


振り返ってジーっとみてると睨まれる。


「わかったわかった」


その瞬間顔がパッと明るくなって走ってきて俺の背中に飛び乗る。


「ありがと」


家の前までこのままで帰った。



従妹に好かれた俺の話
141. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 21:57:21 ID[U7zPRDwo]

その夜。


いつものように俺の部屋に来る夏帆。


が、何故か下着だった。


「ちょっ!?」


「ん?」


「なぜ下着!?」


「暑いから」


「しばくぞ!!!シャツぐらい着てこい!!!」


「やだー。暑いし」


そのままベッドに倒れ込む。




従妹に好かれた俺の話
142. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 22:00:56 ID[U7zPRDwo]

昼間にスク水姿は見てるのになんで下着はダメなんでしょうか一体。


ほとんど変わらないようなもんなのにね。


「ホントにそれで寝るのか・・・」


「うん」


一度言い出すと聞かないのはこの数日でわかってたので諦める俺。


隣に同じように倒れ込んで電気を消す。


だいぶ慣れてきたってのに下着だからまたドキドキしてしまう。



従妹に好かれた俺の話
143. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 22:04:26 ID[U7zPRDwo]

でも昼ははしゃいだのもあって直に眠る。


なんとなく夏帆がただの従兄弟として好きじゃなくて女として好きなんだろうなってのはわかってきてた。


この状況も襲って欲しいとかそうゆうのかなって。


でも普通に考えて従妹。


いくら可愛いくても従妹。


それが俺の中でデカくて全然恋愛感情は微塵もなかった。


従妹に好かれた俺の話
151. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 22:36:21 ID[U7zPRDwo]

いつものように宿題をしている日。


一通りの宿題が終わり残すところあとは美術やらの作品が残った。


「なに描くの?」


「うーーーんどうしよっかなー」


「去年はどうしたの?」


「適当に窓の外の景色描いたと思う」


「じゃあそれは今年使えないな」


「山行こっか!!!」


「え・・・」


「山の上からこの町を描きたい!」


正直暑いし嫌だった。でもあまりに目を輝かせて言うものだから断るに断れなかった。


ということで昼から山登り。


そこまで高くないんだがなんせ暑いのなんの。


蚊が多くて大変だったことを覚えてる。


なんとか1時間くらいかけて登って頂上へ。



従妹に好かれた俺の話
153. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 22:39:34 ID[U7zPRDwo]

その日も天気が良くて町を一望出来た。


夏帆は木陰に腰掛けて水筒の水をグビグヒ飲んでた。


「いる?」


俺は水筒を持ってきてなかった。


か、か、か、間接キスだと・・・


この時俺氏はファーストキスもまだ。


だがそこは中二。


顔色変えずに受け取る。


はい。口をつけずに飲みました。滝飲みしました。



従妹に好かれた俺の話
155. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 22:44:00 ID[U7zPRDwo]

そのまま木陰で紙を取り出して絵を描き始めた夏帆。


青空に蚊にセミ。


まさに夏。


夏帆は額に汗を滲ませながらもたんたんと絵を描く。


その姿は一生懸命で見たことない夏帆の一面だった。


俺はその隣に座り込んで夏帆の絵が完成するのをじっと見つめてた。


えんぴつでサラサラと構図を簡単に描いてそれを明確にする。


なんだか描きなれてるようにえんぴつは進む。


30分もすればだいたいの背景が見えてきていた。



従妹に好かれた俺の話
157. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 22:50:35 ID[U7zPRDwo]

「よし」


「もういいの?」


「うん。あとは細部を描き込むだけだから。家でもできる」


「じゃあ帰ろうか」


「ちょっと休憩していい?」


「いいけど・・・」


水筒の水を飲み干す。


さっきから様子がおかしい。息が荒いし顔色も悪い。


「大丈夫か?」


「うん・・・平気・・・」


平気な訳ない。汗も尋常じゃなかった。


「おい。熱中症じゃないのか」


「・・・ちょっとヤバイかも」


そう言うと頭を抑えてうずくまる夏帆。



従妹に好かれた俺の話
159. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 22:54:31 ID[U7zPRDwo]

俺は夏帆を背中に乗せて山を一気にかけ降りた。


片道1時間の山。


中間地点に水呑場があることを思い出してそこまでノンストップでかけ降りた。


道もそこまで整備されてなくてガタガタ。


そこを猛スピードで降りる。


背中の夏帆はシャツ越しにでも汗をかいてるのがわかる。

必×に俺は走った。



従妹に好かれた俺の話
162. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 22:58:10 ID[U7zPRDwo]

中間地点に着くと自分の上着を脱いで水で濡らして夏帆の顔と汗を拭いた。


水筒に水を入れて夏帆に飲ませる。


夏帆は何も言わなかったけど水を含んで飲んだ。


何度か体を冷やしてやるとちょっと顔に生気が戻ってきた。


ホッとしてまた夏帆を背中に乗せる。


そこからまた下まで降りる。



従妹に好かれた俺の話
163. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 23:02:46 ID[U7zPRDwo]

途中人に会ったりして変な目で見られたけど気にせず走った。


やっとのことで降りるとそこから家までまたダッシュ。


野球部でよかった。体力あってよかったとこの時ほど思ったことはないよ。


家になだれ込むとおばあちゃんがびっくりした顔で待ってた。


「おばあちゃん・・・ハァハァ・・・夏帆が熱中症で・・・ハァハァ」


「言わなくてもわかる。居間に連れて行って」


夏帆をおんぶからお姫様だっこに持ちかえて居間に運ぶ。


扇風機をつけて足を高くする。


おばあちゃんが保冷剤を持ってきてそれを脇と首と股関節に当てて冷やす。


これも野球部の知識が役に立った。


野球部は一番熱中症多いから対処法も習ってた。




従妹に好かれた俺の話
166. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 23:05:53 ID[U7zPRDwo]

「大丈夫だよ・・・」


「大丈夫じゃないからね」


「大袈裟・・・」


「熱中症舐めてたらしぬぞ」


「・・・ありがと」


そう言って夏帆は目を閉じて寝た。


ヒヤヒヤしたけど夏帆が大丈夫そうで安心した。





従妹に好かれた俺の話
168. とっと√【童貞マスター】 2014年5月24日 23:07:58 ID[U7zPRDwo]

夜、晩御飯の時には夏帆も元気になってて両親にもお礼を言われた。


当然のことをしたまでですって言うと頭まで下げられて困った。


夏帆も何度もありがとうって言ってきた。



パカポン