男「学校にテロリスト!?」
2. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月25日 0:23:06 ID[iNVtMxj0]
男「おいおい、マジかよ…」
学校にテロリストと名乗る集団が
押し入ってきた。
しかし、僕はこんな状況は
シミュレーションし尽くしてる…
こんな奴らは僕が追っ払ってやる
男「学校にテロリスト!?」
3. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月25日 0:31:26 ID[iNVtMxj0]
テロリスト→以下テとする
テ1「お前ら、大人しくしろ」
先生「わ、わかった。抵抗はしない」
男(ふむ…どうするかな…)
テ2「こちら2-B、制圧完了」
テ1「ついでにここにいる人数も
伝えておけ」
テ2「了解、男20人、女20人の計40人」
DQN「俺があいつら追っ払おうかな
結構いけるんじゃねーか?」
モブ「や、やめとけよ…
相手は二人とは言え銃を
持ってるんだぜ?」
DQN「あれ奪えばいけるだろ」
男(よし、あいつが行ったら
僕がその隙に銃を奪うか…)
男「学校にテロリスト!?」
5. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月25日 0:38:47 ID[iNVtMxj0]
テ1「腹が減ったな…
お前、食いもん持ってないか?」
テ2「持ってるわけないだろ…」
テ1「そうか…」グー
テ2「しかし俺も腹減ったな…
仕事終えたらなんか食おう」
男(食べ物…か…
確か、朝菓子パン買ったっけ)
モブ「DQN、食べ物をテロリストに
渡すフリして近づけば?」
DQN「いいアイデアだな。
だが二人いるから隙が…」
男「僕も食べ物持ってるから協力するよ」
DQN「男?マジか、じゃあ頼む」
男(正直、僕の大好きなクリームパンを
渡すのは嫌なんだけどね…)
男「学校にテロリスト!?」
12. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月28日 14:45:32 ID[iNVtMxj0]
DQN「おい、お前は何渡す?
俺はカレーパンなんだが」
男「僕はクリームパンだ」
DQN「よし、わかった」
テ1「おい、この中で何か食べ物を
持ってる奴はいるか?
いるなら素直にこちらに渡せ」
テ2「なんか偉そうに言ってるけど
単に腹減ってるだろ」ボソッ
テ1「」
DQN「あ、俺持ってます」
男「僕も…」
テ1「お、よし、
ちょうど二人分だな」
テ2「随分都合がいいな」(°Д°)
テ1「おいお前」
女「は、はい!」ビクッ
テ1「あの二人の食べ物を持って
俺達のところまで持ってこい」
女「わかりました…」
男(マズイ、これじゃあ計画が…)
男「学校にテロリスト!?」
16. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月28日 15:05:13 ID[iNVtMxj0]
女「食べ物渡してちょうだい」
男「あ、あぁ、はい」
DQN「ほらよ」
女「ありがと…」テクテク
DQN「俺達が手渡せなきゃ
意味がないぜ…」チッ
男「もう少し様子を見よう
奴等の目的も分からないし」
DQN「そうだな…」
女「持ってきました」
テ1「よし、ご苦労」
テ2「これはなんだ?パンか?」
男「クリームパンとカレーパンです」
テ1「なるほど…
じゃあ俺はクリームパンな」
テ2「おい!待てよ!
俺だってクリームパンがいい!」
テ1「ふざけんな!」
テ2「なんだと!」
DQN「カレーパンってそんなに
嫌われてる…?」(´;ω;`)
男「いや、あの二人のクリームパンへの
執着が異常過ぎるんだよ…」
テ1&2「じゃーんけーん…ポン!」
テ1…パー テ2…グー
テ1「やったああああああ!!!」
テ2「うわあああああああああ!!」
クラス「」
男(なんなんだこの状況は…)
男「学校にテロリスト!?」
22. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月28日 23:13:32 ID[iNVtMxj0]
テ1「へへー、クリームパンだ」モグモグ
テ2「まぁカレーパンも美味しいから
別にいいか…」モグモグ
男(お、今油断してるな…)
テ1「やっぱクリームパンはうまいな
…テ2どした?そんな顔して」
テ2「辛ああああああああああ!!」
クラス「!?」
男「お、おい…DQN、どこで
あのカレーパン買ってきた?」
DQN「え?学校の購買でだけど」
~説明~
この学校の購買はお婆ちゃん一人で
切り盛りしている。
故にたまにではあるが、このような
普通ではあり得ない辛さや甘さの
食べ物が並んでいることがある。
ちなみにこのカレーパンには
唐辛子がたくさん…
~説明終わり~
男「おいおい…今それが
偶然当たったっていうのかよ…」
DQN「なんにしても、これで少しは
隙が出来るんじゃん?」
テ1「おい!大丈夫か!?」
テ2「ゲホッゲホッ…な、なんとか…
でも水を…水をくれ…」
テ1「たしか、廊下に冷水機が
あったはずだ、そこで飲め」
テ2「わ、わかった」ガラガラ
テ1「全く世話が焼けるなぁ…」
男「学校にテロリスト!?」
23. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月28日 23:17:26 ID[iNVtMxj0]
~日常の一コマ~
男「正直、甘いのが酷くなるのは
特に構わないけど、辛さが
酷くなるのは困るよなー
だからカレーパン人気ないのかも」
DQN「そんな理由でカレーパンを
嫌うな!」(´;ω;`)ブワッ
男「あ、ごめん…」
男「学校にテロリスト!?」
25. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月29日 17:41:31 ID[iNVtMxj0]
テ2「ふぅ…まだ舌が痛い…」ヨロヨロ
テ1「お、戻ってきたか」
テ2「まさかカレーパンでこんなことに
なるとは…もうカレーパン嫌い」ボソッ
ガタッ!!
DQN「てめぇふざけんな!
カレーパンはなぁ!旨いんだよ!」
男「ちょ、えぇ!?」
DQN「カレーパンの良さの1/100000000も
分かってねぇくせに嫌いとか
言ってんじゃねぇよ!!」
男「DQN落ち着け、頼むから」アセアセ
テ2「あぁ?元はお前が買ってきた
カレーパンじゃねぇか!」
テ1「テ2も大人げないからもちつけ」
クラス ;(;"°'ω°");
テ2「とりあえずこいつにはこれ以上
何も出来ないように拘束させて
もらおうか」
テ1「仕方ない…動くなよ」ガチャ
男(さすがに銃を出されちゃ…)
DQN「そんな銃、怖くねぇぞ!」
男「なんでそんな怒ってんだ…
頼むから大人しく捕まれ」
DQN「お前までカレーパンを!」
男「いや、違うから。
さすがにカレーパンネタを
引きずりすぎだろと思って…」
作者「」
男「学校にテロリスト!?」
26. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月29日 17:45:44 ID[iNVtMxj0]
~日常の一コマ~
DQN「いいか、カレーパンの良さを
教えてやる!」ドンッ
男「はいはい…」
DQN「カレーパンはな…
あのサクサクのパンに
スパイシー且つ繊細なカレーが
入っていてだな…」割愛
男「なんでこいつはこんなに
カレーパンが好きなんだよ…」
DQN「おい!聞いてたか!
聞いてたらテストするぞ!」
男「は、はい!ってえぇ!?」
男「学校にテロリスト!?」
31. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月30日 15:17:28 ID[iNVtMxj0]
DQN「くそー!放せー!」ジタバタ
テ2「五月蝿いから黙っててくれ」
テ1「まぁまぁ二人とも落ち着いて。
でもあんまり五月蝿いと
撃つかもしれないぜ」ガチャ
DQN「ぬぐぐ…」(´・Д・`)
男(なんでこの状況でそんな顔に
なるんだよ…)
~十分後~
男(しかし何の動きもないなぁ…
テロリスト達は何をしにここへ?)
ピピピッピピピッ
テ2「はい、こちら2-B」
テ1「お、やっと命令か」
テ2「全教室の制圧が完了。
こちらは特に異常はありません」
テ1「カレーパン…」クスッ
テ2「通信中だ、黙ってろ」ドガッ
テ1「痛っ!酷いなぁ全く…」
テ2「はい…はい、了解。」
男(一体なんだ…?)
男「学校にテロリスト!?」
35. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月1日 14:36:39 ID[iNVtMxj0]
テ1「これから何するって?」
テ2「少ししたら放送が流れる
それまで待機してろって」
テ1「なーるほど」
男(自分達も計画分かってないのか?)
ピンポンパンポーン
放送「あー、聞こえてるか?
全教室に告ぐ、全教室に告ぐ」
テ1「お、流れた」
放送「この学校は、我々が占拠した
我々からの要求は特にない」
男「…は?」
テ1「え?」
テ2「ん?」
…(°Д°)ポカーン
放送「私は楽しみたいのだ
というわけで、ゲームをする」
テ1「ゲームなら家でやりたいよ…」
テ2「それには同感だ…」
放送「ゲームのルールは簡単
私を見つけるだけだ」
男(なるほど…)
男「学校にテロリスト!?」
39. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月1日 17:52:12 ID[iNVtMxj0]
放送「ちなみに、私の姿は各教室を
占拠している奴らには分からない。
彼らには姿を明かさずに依頼した」
テ1「そうなんだよな…」
テ2「高額だったからつい…な」
放送「君達が分かるのはこの放送の
声だけということになる。
私を見つけるにはこの声をしっかり
覚えておくことだな」
男(聞いた感じは男性の声だな…)
放送「ルールを説明しようか。
まず、各教室から一人ずつ探索する
者を選出し、捜索させる」
男(この学校は一学年に五クラス…
つまり、15人が捜索できるわけか)
放送「もちろん、ただ捜索するだけ
ではすぐに見つかってしまう。
そこで廊下や特別教室等には
見張りやゲリラ隊を配置している。
見つかったらゲームオーバー
すなわち…×亡だ。」
クラス「!?」ザワザワ…
テ1「あー、お前たち
少し黙っててくれないか?」
テ2「ルールはちゃんと聞かないと
お前たちが危ないんだからな」
放送「ゲームオーバーになった者の
クラスから捜索隊を補充してくれ。
それと、捜索に出るときはなにも
持っていってはならない。
…現地調達はよしとするがな」
男(…!)
男「学校にテロリスト!?」
40. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月1日 18:05:09 ID[iNVtMxj0]
男(なるほど…テロリストから武器を
奪うのはありってことか…)
放送「勝敗の決め方だが…
もちろん、君たちが私を見つければ
君たちの勝利だ。
そして、君たちが全滅すれば
私の勝利となる。
制限時間はなしにしよう。
それでは君たちが不利だからな」
テ1「飯とかどうすんのかな…」
テ2「確かに…」
放送「食料等はこちらで準備する。
長期戦になっても大丈夫なように
準備は十分にしてある。
焦らずにゆっくりと捜索したまえ」
テ1「お、よかったな。
またカレーパン食べさせられなくて」
テ2「」
放送「ルールは以上だ、健闘を祈る。
また各教室に配置されている者は
引き続き見張りを頼む。
くれぐれも二人で捜索に出るなどと
いった不正が出ないようにな。
探索隊、第一陣は午後12時出陣だ」
放送「…おっと、忘れてた。
君たちにヒントをあげないとな。
私は必ずしもどこかの教室に
ふんぞり返って座っているという
わけではない。
真剣に細かく探索することだ。
では。」ブツッ
男(なんだと…
今は…11時か、あと1時間…)
テ1「さて、捜索隊志願者はいるか?」
クラス「…」
男「学校にテロリスト!?」
42. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月1日 18:25:48 ID[iNVtMxj0]
~作者へ物申す~
男「最初に僕が追っ払うって
言ったのにゲームになってんだけど」
作者「だってDQN捕まるんだもん」
DQN「俺のせいかよ…」(´;ω;`)
テ1「それならカレーパン食ったテ2が
全面的に悪いでしょ」
テ2「ふざけんな!
元はといえば購買のババアのせい
じゃねえかよ!」
お婆ちゃん(以下、婆)
婆「なにか…言ったかの…?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
全員「!?」
テ2「い、いや、この学校の購買の
カレーパンは美味しいなぁーって…」
この後、テ2は震えながら
「カレーパン大好き…カレーパン大好き…」
とうわ言のように言ってました。
男「やっぱあのお婆ちゃん怖ぇ…」
男「学校にテロリスト!?」
47. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月2日 19:08:15 ID[iNVtMxj0]
テ1「まぁ1時間あるから、少し
話し合いでもして決めるといい」
DQN「そんなの話し合う必要なんてない!」
テ2「チッ、静かにしてろよ」
DQN「俺が行く!」
クラス「!?」
男「お、おいDQN…いいのか?」
DQN「どうせ順番は回ってくるかも
しれねーだろ?ならさっさと行って
俺が見つけてきてやるよ」
テ1「うむ、威勢がいいな」
テ2「で、他の奴らは文句ないのか?」
クラス「…」シーン
男「ないみたいだな…」
DQN「よーっし!決まり!
あと50分か、飯でも食おうや」
男(呑気すぎるだろ…)
テ1「飯っつったって何も無いぞ?」
DQN「ちゃんと弁当ぐらい
持ってきてるさ」(ゝω・´★)キラーン
テ2「お前、見た目の割に結構細かいな…」
DQN「とりあえず縄ほどいてくれよ
出陣前に飯ぐらい食いたいし」
テ1「わかった」シュルシュル
DQN「よし、飯だ飯だー!
お前らも食べようぜ、男」
男「あ、あぁ…」
(ホントにこいつで大丈夫か…?)
DQN「やっぱ唐揚げ旨いなー」モグモグ
男「学校にテロリスト!?」
52. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月3日 18:18:50 ID[iNVtMxj0]
PM12:00 捜索隊出陣
男「DQN…頑張れよ」
DQN「おう、任せとけ」
テ1「時間だ、教室から出ろ」ガラガラ
少しだけ見えた廊下には既に他の
教室から選ばれた人が何人かいた。
男(無事に帰ってくるといいんだが…)
男「学校にテロリスト!?」
53. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月3日 18:20:06 ID[iNVtMxj0]
ここからは視点が変わったりします
~男視点~
~DQN視点~など。
新キャラも出る…かも?
男「学校にテロリスト!?」
60. kei@サボり気味 2013年9月6日 17:32:55 ID[iNVtMxj0]
※ここから小説チックになるかも
しれません。ご了承ください。
~DQN視点~
廊下に出るとそこは二学年廊下。
そこには五人の勇士がいた。
DQN「さてと、とりあえず俺達は
今は仲間だ。自己紹介しようぜ。
俺はDQN、2-Bの代表だ」
2-A「僕は2-Aの代表のナルシスト。
こんなゲーム、僕が終わらせるさ。
まぁ、よろしく」
2-C「な、なんか勝手に2-Cの代表に
された、ヲ、ヲタです」
2-D「ノリで参加した~
ギャルで~す。2-Dね、よろしく~」
2-E「…2-E代表の無口だ、よろしく」
DQN「よし、皆よろしくな!」
ヲタ「そ、それにしても…
こ、この廊下は見張りいないんだね」
ナルシ「貴方は何を言ってるんです。
ここにいたら出発した時点で捕まり
すぐにゲームオーバーです。
それぐらいすぐに分かるでしょう」
ヲタ「そ、そっか…ごめん…」
ギャル「なにこいつ、キモーイ」クスクス
DQN「おい、そこまでにしとけよ。
さっさと見つけて終わらせるぞ」
無口「…そうですね」
男「学校にテロリスト!?」
61. kei@サボり気味 2013年9月6日 17:39:08 ID[iNVtMxj0]
~作者の心の声~
作者「いやー、五人もキャラ作るの
大変だね」(´・Д・`)ハァ
作者「名前付けるのも大変だし…」
男「じゃあ名前付けないで
男とか女にすれば?」
作者「そしたら被るじゃん」
作者「あと、言葉遣いとか考えるの
結構大変なんだよなぁ…」
男「それは作ったお前が悪い。
最後まで徹しろよ?」
作者「はい…」(´・ω・`)
男「あと、最近DQNがDQNっぽく
なくなってきてるぞ。
何故か可愛いキャラになってるぞ」
作者「それは言うな」
男「それに僕の口調も変わっt(ry」
作者「もうやめて!やめてえええ!」
男「学校にテロリスト!?」
72. kei@サボり気味 2013年9月17日 17:15:49 ID[iNVtMxj0]
DQN「さて、とりあえず廊下から
出ないといけないよな…」
ナルシ「むやみに出てしまうと
見つかってゲームオーバーですよ」
DQN「そこなんだよな…」
ヲタ「こ、ここにいれば、
い、一応、安全だよね…?」
ギャル「ここまで来ちゃったら
ルール違反じゃーん」
無口「…でも、それじゃあ
奴を見つけられない…」
DQN「つまりゲームを
終わらせれないってことか…」
DQN「仕方ねえ、俺が見てくる」
ヲタ「え、だ、大丈夫なの?」
DQN「この中で腕っぷしが
あるのは俺ぐらいだろうしな。
まぁ心配すんな、不意を突けば
多分イケるって」
ナルシ「油断はしないように
してくださいよ」
DQN「わかってるよ、
じゃ、行ってくる」
男「学校にテロリスト!?」
74. kei@サボり気味 2013年9月17日 17:22:46 ID[iNVtMxj0]
~教室~
パァンッ!!
クラス「!?」
男(銃声!?)
テ1「見張りが撃ったみたいだな」
テ2「てことは…」
テ1「ゲームオーバーされたかもな」
男(そ、そんな…!)
テ2「まぁ放送がまだだから
分かんないけどな」
テ1「そっか、補充のために
放送が流れるんだっけか」
テ2「それも、そのクラスにのみ
流れるらしいからな」
テ1「じゃあほかのクラスの状況は
あまり知ることはできないわけか」
ピンポンパンポーン
男(!!)
男「学校にテロリスト!?」
86. kei@サボり気味 2013年9月18日 17:35:12 ID[iNVtMxj0]
放送「あー、報告だ」
男(DQN…まさか?)
放送「ちなみにこの放送は
全クラスに繋いでいる、
つまり…ゲームオーバーの通告
というわけではない」
男(ホッ…)
放送「ちょっとした吉報だ。
2-BのDQN君が見張りから武器を
奪取し、降伏させた。」
クラス「!」ザワザワ…
テ1「あいつ、そんな凄かったのか」
テ2「アホそうだったのにな」
テ1「そのアホにカレーパンで
やられてたテ2…」プックスクス
テ2「毛穴という毛穴に
カレーパンブチ込むぞてめぇ」
テ1「はい、すみませんでした」
男(なんにしてもよかった…)
男「学校にテロリスト!?」
91. kei@サボり気味 2013年9月19日 18:52:10 ID[iNVtMxj0]
放送「いやー、君たちはどうやら
侮れないようだな」
男(完全に遊びって感じだな…
目的も分からないし、
危機感がまるで感じられない)
放送「おっと、そうそう。
ルールについて補足したい。
こちらの兵は武器を取られれば
大人しく降伏することにする。
つまり、丸腰の状態で
殴りかかったりはされない。
では、続けて健闘を祈ってるよ」
テ1「なんかもう、俺らは完全に
置いてけぼりだよな」
テ2「事情知らないからな」
男(これで、DQNは武器を所有。
多少は進みやすくなるかもな…)
男「学校にテロリスト!?」
114. kei@サボり気味 2013年9月23日 23:00:51 ID[iNVtMxj0]
学校の見取り図です。
拡大して見ていただけると
分かりやすいかと思われます。
三角はドア、矢印は開く方向を
表してます。
各教室の大きさなどは
脳内補正してください。
見やすさを重視しました。
男「学校にテロリスト!?」
119. kei@サボり気味 2013年9月24日 19:03:25 ID[iNVtMxj0]
歩き回っている兵を歩兵、
立って見張っている歩哨とします。
時は遡り、DQN視点
DQN(俺達は今廊下にいるけど…
ここから行けるのは二箇所だな)
1、ホールに出る
2、情報処理室前に出る
DQN(ホールは窓があるから
ここからでも中の様子が伺える。
だがトイレの方はどうなってるか
全然分からない…
ここはホールから制圧すべきか)
DQN(ちょっと窓から見てみるか)
ホールでは階段の中央に1人、
歩いて回っているのが1人だ。
DQN(階段付近の奴は動かない?
なら歩いてる奴を…)
そう思っているとDQNの近くまで
歩兵が来たため隠れる。
DQN(あっぶねぇ…)ドキドキ
歩哨&歩兵「誰だ!?」
DQN(バレた!?)
男「学校にテロリスト!?」
126. kei@サボり気味 2013年9月25日 16:35:46 ID[iNVtMxj0]
パァンッ!!
DQN(狙いは俺…じゃない?)
歩哨「1年側からだ!」ガチャッ
DQN(1年!?なら歩兵は
俺の近くだから…イケる!)ダッ
歩兵「やっと来やがったか」
DQN「油断したな!」
歩兵「!?」
DQNは素早くドアを開け
歩兵に目一杯の力を込め
タックルを喰らわせる。
歩兵「ぐはっ…」ドサッ
学校で1、2を争うほどのDQNの
力に歩兵はねじ伏せられる。
DQN「よし、銃は奪った」
歩哨「貴様ァ!!」
DQN「ヤバイ!」
??「よそ見するな!」ドカッ!
歩哨「うっ…ぐっ…」バタッ
DQN「へ?」
??「先輩、危なかったですね」
DQN「あ、あぁ…サンキュー
しかし撃たれたんじゃ…?」
??「ドアを先に開けて注意を
引かせて、もう1つのドアから
入ったんですよ」
DQN「なるほど、頭いいな」
後輩「自己紹介がまだでしたね
1-C代表の後輩っていいます」
DQN「俺は2-B代表のDQNだ、
よろしくな」
男「学校にテロリスト!?」
131. kei@テスト期間中 2013年9月26日 17:35:22 ID[iNVtMxj0]
DQN「ホールは取り戻せたな」
後輩「そうですね。
次はどこに行くつもりですか?」
DQN「その前に仲間をここに
一度集めて顔を合わせよう」
後輩「分かりました」
DQN「これが2年の面子だ。」
ナルシ「2-A代表のナルシスト。
まぁ足を引っ張らないように
気を付けてくださいね」
ヲタ「に、2-C代表の、
ヲ、ヲタです…よ、よろしく…」
ギャル「2-D代表の~ギャルで~す
ま、かるーくよろしくね~」
無口「…2-E代表の無口だ。
…よろしく」
後輩「個性的なメンバーですね。
こっちが1年生です」
凡男「1-A代表の凡男です。
何もかも平均的ですが
精一杯サポートしていきます」
清楚「あ…1-B代表の清楚です。
皆さんよろしくお願いします」
怠男「っあー、1-Dの怠男っす。
よろしくお願いしゃーっす」
楽男「あwwどもwwwwww
1-Eの楽男でーっすwwwwww
ゲームwwwwwらしいねww
楽しそうwwwwwwwwww」
後輩「2人問題児がいますが…
あまり気にしないでください」
DQN「おう、大丈夫だ」
2年男連中(清楚可愛い…)
男「学校にテロリスト!?」
143. kei@サボり気味 2013年10月4日 21:07:53 ID[iNVtMxj0]
DQN「さて、これからどうやって
動いていくか決めようか」
後輩「そうですね…
とりあえず2階を開放するか
他の階に行くかの二択ですね」
楽男「えwwwwwwwwwww
同時にwwwwやろうぜwwww」
ナルシ「それでは戦力が
分散されてしまいますから」
ヲタ「で、でも、情報処理室の
方は、そ、そんなに、人数いたら
じ、邪魔に、ならないかな…?」
凡男「ヲタ先輩の言い分も
一理ありますね」
ヲタ「せ、先輩だなんて…」(*´∀`)
ギャル「気持ち悪…」
ヲタ「え、えっ?」(´;ω;`)
怠男「あー、そういうのいいんで
早く決めちまいません?
俺、早く帰りたいんで」
後輩「確かに人数が多くても
結構困りますもんね」
DQN「よし、分けるか」
清楚「あの…それなら1年、2年で
分けるのはどうでしょうか?」
DQN「それもいいんだが、
そっちの戦力が少し心配だから
何名か入れ替えはしよう」
無口(今回言うことないや…)
男「学校にテロリスト!?」
147. kei@サボり気味 2013年10月6日 21:02:38 ID[iNVtMxj0]
DQN「よし、じゃあナルシと
楽男、ヲタと凡男が入れ替え
ってことにするか」
後輩「つまり…」
DQN、ギャル、無口、凡男、楽男
後輩、清楚、怠男、ナルシ、ヲタ
後輩「という組み合わせですね」
DQN「結構平等だろ?」
後輩「そうですね」
ナルシ「私が1年を率いていく…
というわけですね」メガネクイッ
ヲタ「い、いや、そういう訳じゃ
な、ないと思うんだけど…」オドオド
楽男「あwwww俺wwwwwww
先輩グループwwwwっすかwww
よろしくっすwwwwwwwwww」
無口「…こいつうるさい」ボソッ
ギャル「え~、でもこれぐらいのが
ノリやすいじゃ~ん、ね?」
凡男「楽男が来るとすぐに
こうなってしまうんですよね…」
清楚「皆さん怪我だけはしないよう
気を付けていきましょうね」
怠男「あー早く帰って寝たい」
DQN「じゃあ俺達は情報処理室。
お前らは2階へ向かってくれ」
後輩「わかりました。
3年生の様子も確認してきます」
男「学校にテロリスト!?」
151. kei@サボり気味 2013年10月8日 17:49:09 ID[iNVtMxj0]
~2-B~
男(情報が全然入らない…)
科学ヲタ「気持ち悪…
おえっ…お"え"え"…」ベシャッ
ヲタ友「おい!大丈夫か!」
テ1「なんだ、どうした?」
テ2「極度の緊張状態による
気分不良だろうな」
テ1「じゃあ保健室行きだな
体調の悪い者は保護しろって
言われてるからな」
テ2「じゃあ俺が連れていこう」
男(これだ!)クチノナカニテヲイレール
「おえっ、ごほっ、うっ…」オエー
テ1「あ?あいつもか?
テ2、あいつも連れていけ」
テ2「了解」
男(はぁはぁ…よし…
これで教室を抜け出せる…)
テ2「おら、行くぞ」ガララッ
男&科ヲタ「は、はい…」ヨロヨロ
男「学校にテロリスト!?」
156. kei@サボり気味 2013年10月9日 16:58:21 ID[iNVtMxj0]
テ2「保健室は1階だったよな?」
男「はい、1階奥です」
科ヲタ「フラフラする…」
男「肩貸すよ」
テ2「お前はさほど気分が悪そう
でもないみたいだが…」ジロッ
男(しまった!)
「い、いや、結構キツいですよ…」
テ2「まぁ上から少しでも気分が
悪そうなら連れてけって命令され
てるから連れてくけどな」
男(こいつらのボスは一体何を
考えてるんだ…?)
男「学校にテロリスト!?」
157. kei@サボり気味 2013年10月9日 17:16:33 ID[iNVtMxj0]
~3階ホール~
ガチャッ
1年&2年「!?」
DQN「誰だ!!」
テ2「おっと、お前らか」
DQN「男…?それに科ヲタも
どうしてそいつといるんだ?」
テ2「こいつらは極度の緊張状態で
気分が悪いんだ。
今から保健室へ連れていく」
清楚「気分不良者には
優しいんですね」
テ2「上からの命令だ」
ナルシ「フェアに闘ってる
とでも言いたいんでしょうかね」
ヲタ「か、科ヲタ…だ、大丈夫?」
科ヲタ「う、うん、なんとか…」
テ2「俺は今は何もしない。
ここは通させてもらうぞ」
DQN「わかった」
テ2「それでいい」コツコツコツ
男「学校にテロリスト!?」
158. kei@サボり気味 2013年10月9日 17:18:32 ID[iNVtMxj0]
~2階ホール~
テ2「2階についたな」
科ヲタ「ま、まだ降りるのかぁ…」
テ2「もうちょいだ、我慢しろ」
歩哨「そいつらはなんだ?」
テ2「気分が悪いらしいから
保健室へ連れていくところだ」
歩哨「なるほど」
テ2「ところでここの様子は?」
男(よく見ると血があちこちに…
まさか…?)
歩哨「見りゃ分かるだろ?
3年は全滅だ」
テ2「ほう…」
男(なんだって!?)
歩哨「とは言っても最初の奴らだ。
多分、他は怖くて動けないんだろう」
テ2「まぁガキ共には恐怖だな。
俺らに向かってくるのは2年の
DQNって馬鹿ぐらいだ」
歩哨「とりあえず早く連れてけ。
そこのメガネ、今にも吐きそうだ」
科ヲタ「うっぷ…」ヨロヨロ
テ2「そうだな、行こう」コツコツコツ
男「学校にテロリスト!?」
159. kei@サボり気味 2013年10月9日 19:38:47 ID[iNVtMxj0]
~保健室~
テ2「気分不良者を連れてきた
入るぞ」
?「入れ」ガラガラッ
テ2「2名だ、よろしく頼む」
?「あぁ、わかった」
テ2「他にいるのか?」
?「2名いる」
テ2「そうか、じゃあ俺は戻る」
男「あの…先生は?」
?「他の奴を診てるから待ってろ
あとそこの眼鏡はバケツ持ってろ」
科ヲタ「は、はい…」
シャッ
校医「ふー…これでよしっと。
あら?2人追加?」
?「そうだ」
校医「なんだ、男君じゃない。
あ、科ヲタ君キツそうね。
まずは全部出しちゃいなさい」
~キャラ説明、校医~
女性養護教諭。
教師の中で最も美人と言われる。
年齢は秘密らしいが見た目は
20代と言っても過言ではない。
ただし、少々おかしいところも。
男(いつ見ても綺麗だな…
しかも名前覚えててくれたし)
校医「なんか嬉しそうね」ジローッ
男「あ、いえ、別に…」
校医「そう?ならいいけど。
それにしても学校にテロリストが
入るとはねぇ…
おかげで私の聖域である保健室が
そこのヒゲが土足で上がって
穢れちゃったわ」ハァ…
男「聖域って…」アセアセ
男「学校にテロリスト!?」
160. kei@サボり気味 2013年10月9日 19:41:55 ID[iNVtMxj0]
校医「腹が立ったからもう、この
ヒゲテロリストはヒゲって呼ぶわ。
男君も呼んでいいわよ」
男「ははは…」
ヒゲ「」
科ヲタ「おえええっ」ゲロゲロー
校医「それにしても男君は
結構元気そうね。
とりあえずベッドで横になれば
よくなると思うわ」
男「じゃあ寝てますね」
校医「あと2人いるから静かにね」
男「もちろんです」
男「学校にテロリスト!?」
173. kei@サボり気味 2013年10月10日 21:44:31 ID[iNVtMxj0]
~後輩グループ~
後輩「じゃあ2階へ行きましょう」
ヲタ「で、でも下へ行けば
また歩哨とかいるんじゃ…」
ナルシ「後輩君が奪った銃を
使えばいいのでは?」
後輩「それも考えたんですが
正直、こんな素人が銃で人を×す
なんてそもそも不可能なんです」
清楚「確かに…人を×すなんて
恐ろしくてできないわ…」
後輩「つまり事実上、武器は
あって無いようなものなんです」
ナルシ「脅迫にしか使えない、と」
ヲタ「じゃ、じゃあどうすれば?」
怠男「めんどくせーなぁ…」
後輩「とりあえず様子を見て
敵の位置などを把握してみます」
怠男「早くしてくれよー」
清楚「怠男君は少し黙ってて」
怠男「」
男「学校にテロリスト!?」
176. kei@サボり気味 2013年10月11日 11:30:49 ID[iNVtMxj0]
後輩(ホールの様子は…?)ヒョコッ
歩哨「おい」
後輩(!?)
歩兵「なんだー?」
後輩(そっちか…)ホッ
歩哨「俺らのボスのこと、
知りたくないか?」
歩兵「まぁ知りたいが…
でも情報なんか一切ないだろ」
歩哨「確かにな…
スマホで調べても出てこな…」
歩兵「スマホなんかで出るわけ…
どうした?」
歩哨「Twitterなんだが…
テロのことがつぶやかれてる」
歩兵「は?じゃあ誰か生徒が
流してるってことか?」
歩哨「だろうな…ちょっと見てみろ」
後輩(2人ともスマホを見てる…?)
「ナルシ先輩、僕と2人で
攻めましょう」ボソボソ
ナルシ「わかりました」ボソボソ
2人は音を立てずに敵に近付く
後輩&ナルシ「はぁ!」ドカッ
そして2人は後ろを向いている
敵の頭頂部に両手で振りかぶり
力の限り殴りつけた
歩哨&歩兵「ぐぁっ!」ドサッ
思わず目が眩み敵は倒れる
その隙に銃を奪い制圧する
後輩「大人しくしてください」
ナルシ「テロリストも案外恐ろしい
ものではないですね」
歩哨「くっ…そ…」
歩兵「完全に気を取られてた…っ」
男「学校にテロリスト!?」
180. kei@サボり気味 2013年10月12日 15:43:25 ID[iNVtMxj0]
後輩「"ボス"のことについて
なにやら話し込んでましたね。
教えてくれませんか?」ガチャッ
歩哨「わ、わかった、
わかったから撃たないでくれ!」
後輩「ではお願いします」スッ
歩哨「Twitterにここのことが
書かれてたんだよ…
これを見てくれ、俺たちは
ただこれを見ていただけだ…」
○○高校にテロリスト的な人達が
突然来て立て篭ってるなう
@〜 嘘乙wwwwwwwwww
@〜妄想も大概にしろよwwww
@〜そこから女の子を救って
自分が活躍する展開だなwwww
歩哨「ネットだからネタってことに
なっちまってるが、これは事実…」
後輩「教室の誰かが送った…?」
ナルシ「なんにしても…
いいことは無さそうですね」
ピンポンパンポーン
全員「!?」
2. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月25日 0:23:06 ID[iNVtMxj0]
男「おいおい、マジかよ…」
学校にテロリストと名乗る集団が
押し入ってきた。
しかし、僕はこんな状況は
シミュレーションし尽くしてる…
こんな奴らは僕が追っ払ってやる
男「学校にテロリスト!?」
3. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月25日 0:31:26 ID[iNVtMxj0]
テロリスト→以下テとする
テ1「お前ら、大人しくしろ」
先生「わ、わかった。抵抗はしない」
男(ふむ…どうするかな…)
テ2「こちら2-B、制圧完了」
テ1「ついでにここにいる人数も
伝えておけ」
テ2「了解、男20人、女20人の計40人」
DQN「俺があいつら追っ払おうかな
結構いけるんじゃねーか?」
モブ「や、やめとけよ…
相手は二人とは言え銃を
持ってるんだぜ?」
DQN「あれ奪えばいけるだろ」
男(よし、あいつが行ったら
僕がその隙に銃を奪うか…)
男「学校にテロリスト!?」
5. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月25日 0:38:47 ID[iNVtMxj0]
テ1「腹が減ったな…
お前、食いもん持ってないか?」
テ2「持ってるわけないだろ…」
テ1「そうか…」グー
テ2「しかし俺も腹減ったな…
仕事終えたらなんか食おう」
男(食べ物…か…
確か、朝菓子パン買ったっけ)
モブ「DQN、食べ物をテロリストに
渡すフリして近づけば?」
DQN「いいアイデアだな。
だが二人いるから隙が…」
男「僕も食べ物持ってるから協力するよ」
DQN「男?マジか、じゃあ頼む」
男(正直、僕の大好きなクリームパンを
渡すのは嫌なんだけどね…)
男「学校にテロリスト!?」
12. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月28日 14:45:32 ID[iNVtMxj0]
DQN「おい、お前は何渡す?
俺はカレーパンなんだが」
男「僕はクリームパンだ」
DQN「よし、わかった」
テ1「おい、この中で何か食べ物を
持ってる奴はいるか?
いるなら素直にこちらに渡せ」
テ2「なんか偉そうに言ってるけど
単に腹減ってるだろ」ボソッ
テ1「」
DQN「あ、俺持ってます」
男「僕も…」
テ1「お、よし、
ちょうど二人分だな」
テ2「随分都合がいいな」(°Д°)
テ1「おいお前」
女「は、はい!」ビクッ
テ1「あの二人の食べ物を持って
俺達のところまで持ってこい」
女「わかりました…」
男(マズイ、これじゃあ計画が…)
男「学校にテロリスト!?」
16. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月28日 15:05:13 ID[iNVtMxj0]
女「食べ物渡してちょうだい」
男「あ、あぁ、はい」
DQN「ほらよ」
女「ありがと…」テクテク
DQN「俺達が手渡せなきゃ
意味がないぜ…」チッ
男「もう少し様子を見よう
奴等の目的も分からないし」
DQN「そうだな…」
女「持ってきました」
テ1「よし、ご苦労」
テ2「これはなんだ?パンか?」
男「クリームパンとカレーパンです」
テ1「なるほど…
じゃあ俺はクリームパンな」
テ2「おい!待てよ!
俺だってクリームパンがいい!」
テ1「ふざけんな!」
テ2「なんだと!」
DQN「カレーパンってそんなに
嫌われてる…?」(´;ω;`)
男「いや、あの二人のクリームパンへの
執着が異常過ぎるんだよ…」
テ1&2「じゃーんけーん…ポン!」
テ1…パー テ2…グー
テ1「やったああああああ!!!」
テ2「うわあああああああああ!!」
クラス「」
男(なんなんだこの状況は…)
男「学校にテロリスト!?」
22. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月28日 23:13:32 ID[iNVtMxj0]
テ1「へへー、クリームパンだ」モグモグ
テ2「まぁカレーパンも美味しいから
別にいいか…」モグモグ
男(お、今油断してるな…)
テ1「やっぱクリームパンはうまいな
…テ2どした?そんな顔して」
テ2「辛ああああああああああ!!」
クラス「!?」
男「お、おい…DQN、どこで
あのカレーパン買ってきた?」
DQN「え?学校の購買でだけど」
~説明~
この学校の購買はお婆ちゃん一人で
切り盛りしている。
故にたまにではあるが、このような
普通ではあり得ない辛さや甘さの
食べ物が並んでいることがある。
ちなみにこのカレーパンには
唐辛子がたくさん…
~説明終わり~
男「おいおい…今それが
偶然当たったっていうのかよ…」
DQN「なんにしても、これで少しは
隙が出来るんじゃん?」
テ1「おい!大丈夫か!?」
テ2「ゲホッゲホッ…な、なんとか…
でも水を…水をくれ…」
テ1「たしか、廊下に冷水機が
あったはずだ、そこで飲め」
テ2「わ、わかった」ガラガラ
テ1「全く世話が焼けるなぁ…」
男「学校にテロリスト!?」
23. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月28日 23:17:26 ID[iNVtMxj0]
~日常の一コマ~
男「正直、甘いのが酷くなるのは
特に構わないけど、辛さが
酷くなるのは困るよなー
だからカレーパン人気ないのかも」
DQN「そんな理由でカレーパンを
嫌うな!」(´;ω;`)ブワッ
男「あ、ごめん…」
男「学校にテロリスト!?」
25. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月29日 17:41:31 ID[iNVtMxj0]
テ2「ふぅ…まだ舌が痛い…」ヨロヨロ
テ1「お、戻ってきたか」
テ2「まさかカレーパンでこんなことに
なるとは…もうカレーパン嫌い」ボソッ
ガタッ!!
DQN「てめぇふざけんな!
カレーパンはなぁ!旨いんだよ!」
男「ちょ、えぇ!?」
DQN「カレーパンの良さの1/100000000も
分かってねぇくせに嫌いとか
言ってんじゃねぇよ!!」
男「DQN落ち着け、頼むから」アセアセ
テ2「あぁ?元はお前が買ってきた
カレーパンじゃねぇか!」
テ1「テ2も大人げないからもちつけ」
クラス ;(;"°'ω°");
テ2「とりあえずこいつにはこれ以上
何も出来ないように拘束させて
もらおうか」
テ1「仕方ない…動くなよ」ガチャ
男(さすがに銃を出されちゃ…)
DQN「そんな銃、怖くねぇぞ!」
男「なんでそんな怒ってんだ…
頼むから大人しく捕まれ」
DQN「お前までカレーパンを!」
男「いや、違うから。
さすがにカレーパンネタを
引きずりすぎだろと思って…」
作者「」
男「学校にテロリスト!?」
26. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月29日 17:45:44 ID[iNVtMxj0]
~日常の一コマ~
DQN「いいか、カレーパンの良さを
教えてやる!」ドンッ
男「はいはい…」
DQN「カレーパンはな…
あのサクサクのパンに
スパイシー且つ繊細なカレーが
入っていてだな…」割愛
男「なんでこいつはこんなに
カレーパンが好きなんだよ…」
DQN「おい!聞いてたか!
聞いてたらテストするぞ!」
男「は、はい!ってえぇ!?」
男「学校にテロリスト!?」
31. kei@サボり気味 imk同盟 2013年8月30日 15:17:28 ID[iNVtMxj0]
DQN「くそー!放せー!」ジタバタ
テ2「五月蝿いから黙っててくれ」
テ1「まぁまぁ二人とも落ち着いて。
でもあんまり五月蝿いと
撃つかもしれないぜ」ガチャ
DQN「ぬぐぐ…」(´・Д・`)
男(なんでこの状況でそんな顔に
なるんだよ…)
~十分後~
男(しかし何の動きもないなぁ…
テロリスト達は何をしにここへ?)
ピピピッピピピッ
テ2「はい、こちら2-B」
テ1「お、やっと命令か」
テ2「全教室の制圧が完了。
こちらは特に異常はありません」
テ1「カレーパン…」クスッ
テ2「通信中だ、黙ってろ」ドガッ
テ1「痛っ!酷いなぁ全く…」
テ2「はい…はい、了解。」
男(一体なんだ…?)
男「学校にテロリスト!?」
35. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月1日 14:36:39 ID[iNVtMxj0]
テ1「これから何するって?」
テ2「少ししたら放送が流れる
それまで待機してろって」
テ1「なーるほど」
男(自分達も計画分かってないのか?)
ピンポンパンポーン
放送「あー、聞こえてるか?
全教室に告ぐ、全教室に告ぐ」
テ1「お、流れた」
放送「この学校は、我々が占拠した
我々からの要求は特にない」
男「…は?」
テ1「え?」
テ2「ん?」
…(°Д°)ポカーン
放送「私は楽しみたいのだ
というわけで、ゲームをする」
テ1「ゲームなら家でやりたいよ…」
テ2「それには同感だ…」
放送「ゲームのルールは簡単
私を見つけるだけだ」
男(なるほど…)
男「学校にテロリスト!?」
39. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月1日 17:52:12 ID[iNVtMxj0]
放送「ちなみに、私の姿は各教室を
占拠している奴らには分からない。
彼らには姿を明かさずに依頼した」
テ1「そうなんだよな…」
テ2「高額だったからつい…な」
放送「君達が分かるのはこの放送の
声だけということになる。
私を見つけるにはこの声をしっかり
覚えておくことだな」
男(聞いた感じは男性の声だな…)
放送「ルールを説明しようか。
まず、各教室から一人ずつ探索する
者を選出し、捜索させる」
男(この学校は一学年に五クラス…
つまり、15人が捜索できるわけか)
放送「もちろん、ただ捜索するだけ
ではすぐに見つかってしまう。
そこで廊下や特別教室等には
見張りやゲリラ隊を配置している。
見つかったらゲームオーバー
すなわち…×亡だ。」
クラス「!?」ザワザワ…
テ1「あー、お前たち
少し黙っててくれないか?」
テ2「ルールはちゃんと聞かないと
お前たちが危ないんだからな」
放送「ゲームオーバーになった者の
クラスから捜索隊を補充してくれ。
それと、捜索に出るときはなにも
持っていってはならない。
…現地調達はよしとするがな」
男(…!)
男「学校にテロリスト!?」
40. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月1日 18:05:09 ID[iNVtMxj0]
男(なるほど…テロリストから武器を
奪うのはありってことか…)
放送「勝敗の決め方だが…
もちろん、君たちが私を見つければ
君たちの勝利だ。
そして、君たちが全滅すれば
私の勝利となる。
制限時間はなしにしよう。
それでは君たちが不利だからな」
テ1「飯とかどうすんのかな…」
テ2「確かに…」
放送「食料等はこちらで準備する。
長期戦になっても大丈夫なように
準備は十分にしてある。
焦らずにゆっくりと捜索したまえ」
テ1「お、よかったな。
またカレーパン食べさせられなくて」
テ2「」
放送「ルールは以上だ、健闘を祈る。
また各教室に配置されている者は
引き続き見張りを頼む。
くれぐれも二人で捜索に出るなどと
いった不正が出ないようにな。
探索隊、第一陣は午後12時出陣だ」
放送「…おっと、忘れてた。
君たちにヒントをあげないとな。
私は必ずしもどこかの教室に
ふんぞり返って座っているという
わけではない。
真剣に細かく探索することだ。
では。」ブツッ
男(なんだと…
今は…11時か、あと1時間…)
テ1「さて、捜索隊志願者はいるか?」
クラス「…」
男「学校にテロリスト!?」
42. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月1日 18:25:48 ID[iNVtMxj0]
~作者へ物申す~
男「最初に僕が追っ払うって
言ったのにゲームになってんだけど」
作者「だってDQN捕まるんだもん」
DQN「俺のせいかよ…」(´;ω;`)
テ1「それならカレーパン食ったテ2が
全面的に悪いでしょ」
テ2「ふざけんな!
元はといえば購買のババアのせい
じゃねえかよ!」
お婆ちゃん(以下、婆)
婆「なにか…言ったかの…?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
全員「!?」
テ2「い、いや、この学校の購買の
カレーパンは美味しいなぁーって…」
この後、テ2は震えながら
「カレーパン大好き…カレーパン大好き…」
とうわ言のように言ってました。
男「やっぱあのお婆ちゃん怖ぇ…」
男「学校にテロリスト!?」
47. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月2日 19:08:15 ID[iNVtMxj0]
テ1「まぁ1時間あるから、少し
話し合いでもして決めるといい」
DQN「そんなの話し合う必要なんてない!」
テ2「チッ、静かにしてろよ」
DQN「俺が行く!」
クラス「!?」
男「お、おいDQN…いいのか?」
DQN「どうせ順番は回ってくるかも
しれねーだろ?ならさっさと行って
俺が見つけてきてやるよ」
テ1「うむ、威勢がいいな」
テ2「で、他の奴らは文句ないのか?」
クラス「…」シーン
男「ないみたいだな…」
DQN「よーっし!決まり!
あと50分か、飯でも食おうや」
男(呑気すぎるだろ…)
テ1「飯っつったって何も無いぞ?」
DQN「ちゃんと弁当ぐらい
持ってきてるさ」(ゝω・´★)キラーン
テ2「お前、見た目の割に結構細かいな…」
DQN「とりあえず縄ほどいてくれよ
出陣前に飯ぐらい食いたいし」
テ1「わかった」シュルシュル
DQN「よし、飯だ飯だー!
お前らも食べようぜ、男」
男「あ、あぁ…」
(ホントにこいつで大丈夫か…?)
DQN「やっぱ唐揚げ旨いなー」モグモグ
男「学校にテロリスト!?」
52. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月3日 18:18:50 ID[iNVtMxj0]
PM12:00 捜索隊出陣
男「DQN…頑張れよ」
DQN「おう、任せとけ」
テ1「時間だ、教室から出ろ」ガラガラ
少しだけ見えた廊下には既に他の
教室から選ばれた人が何人かいた。
男(無事に帰ってくるといいんだが…)
男「学校にテロリスト!?」
53. kei@サボり気味 imk同盟 2013年9月3日 18:20:06 ID[iNVtMxj0]
ここからは視点が変わったりします
~男視点~
~DQN視点~など。
新キャラも出る…かも?
男「学校にテロリスト!?」
60. kei@サボり気味 2013年9月6日 17:32:55 ID[iNVtMxj0]
※ここから小説チックになるかも
しれません。ご了承ください。
~DQN視点~
廊下に出るとそこは二学年廊下。
そこには五人の勇士がいた。
DQN「さてと、とりあえず俺達は
今は仲間だ。自己紹介しようぜ。
俺はDQN、2-Bの代表だ」
2-A「僕は2-Aの代表のナルシスト。
こんなゲーム、僕が終わらせるさ。
まぁ、よろしく」
2-C「な、なんか勝手に2-Cの代表に
された、ヲ、ヲタです」
2-D「ノリで参加した~
ギャルで~す。2-Dね、よろしく~」
2-E「…2-E代表の無口だ、よろしく」
DQN「よし、皆よろしくな!」
ヲタ「そ、それにしても…
こ、この廊下は見張りいないんだね」
ナルシ「貴方は何を言ってるんです。
ここにいたら出発した時点で捕まり
すぐにゲームオーバーです。
それぐらいすぐに分かるでしょう」
ヲタ「そ、そっか…ごめん…」
ギャル「なにこいつ、キモーイ」クスクス
DQN「おい、そこまでにしとけよ。
さっさと見つけて終わらせるぞ」
無口「…そうですね」
男「学校にテロリスト!?」
61. kei@サボり気味 2013年9月6日 17:39:08 ID[iNVtMxj0]
~作者の心の声~
作者「いやー、五人もキャラ作るの
大変だね」(´・Д・`)ハァ
作者「名前付けるのも大変だし…」
男「じゃあ名前付けないで
男とか女にすれば?」
作者「そしたら被るじゃん」
作者「あと、言葉遣いとか考えるの
結構大変なんだよなぁ…」
男「それは作ったお前が悪い。
最後まで徹しろよ?」
作者「はい…」(´・ω・`)
男「あと、最近DQNがDQNっぽく
なくなってきてるぞ。
何故か可愛いキャラになってるぞ」
作者「それは言うな」
男「それに僕の口調も変わっt(ry」
作者「もうやめて!やめてえええ!」
男「学校にテロリスト!?」
72. kei@サボり気味 2013年9月17日 17:15:49 ID[iNVtMxj0]
DQN「さて、とりあえず廊下から
出ないといけないよな…」
ナルシ「むやみに出てしまうと
見つかってゲームオーバーですよ」
DQN「そこなんだよな…」
ヲタ「こ、ここにいれば、
い、一応、安全だよね…?」
ギャル「ここまで来ちゃったら
ルール違反じゃーん」
無口「…でも、それじゃあ
奴を見つけられない…」
DQN「つまりゲームを
終わらせれないってことか…」
DQN「仕方ねえ、俺が見てくる」
ヲタ「え、だ、大丈夫なの?」
DQN「この中で腕っぷしが
あるのは俺ぐらいだろうしな。
まぁ心配すんな、不意を突けば
多分イケるって」
ナルシ「油断はしないように
してくださいよ」
DQN「わかってるよ、
じゃ、行ってくる」
男「学校にテロリスト!?」
74. kei@サボり気味 2013年9月17日 17:22:46 ID[iNVtMxj0]
~教室~
パァンッ!!
クラス「!?」
男(銃声!?)
テ1「見張りが撃ったみたいだな」
テ2「てことは…」
テ1「ゲームオーバーされたかもな」
男(そ、そんな…!)
テ2「まぁ放送がまだだから
分かんないけどな」
テ1「そっか、補充のために
放送が流れるんだっけか」
テ2「それも、そのクラスにのみ
流れるらしいからな」
テ1「じゃあほかのクラスの状況は
あまり知ることはできないわけか」
ピンポンパンポーン
男(!!)
男「学校にテロリスト!?」
86. kei@サボり気味 2013年9月18日 17:35:12 ID[iNVtMxj0]
放送「あー、報告だ」
男(DQN…まさか?)
放送「ちなみにこの放送は
全クラスに繋いでいる、
つまり…ゲームオーバーの通告
というわけではない」
男(ホッ…)
放送「ちょっとした吉報だ。
2-BのDQN君が見張りから武器を
奪取し、降伏させた。」
クラス「!」ザワザワ…
テ1「あいつ、そんな凄かったのか」
テ2「アホそうだったのにな」
テ1「そのアホにカレーパンで
やられてたテ2…」プックスクス
テ2「毛穴という毛穴に
カレーパンブチ込むぞてめぇ」
テ1「はい、すみませんでした」
男(なんにしてもよかった…)
男「学校にテロリスト!?」
91. kei@サボり気味 2013年9月19日 18:52:10 ID[iNVtMxj0]
放送「いやー、君たちはどうやら
侮れないようだな」
男(完全に遊びって感じだな…
目的も分からないし、
危機感がまるで感じられない)
放送「おっと、そうそう。
ルールについて補足したい。
こちらの兵は武器を取られれば
大人しく降伏することにする。
つまり、丸腰の状態で
殴りかかったりはされない。
では、続けて健闘を祈ってるよ」
テ1「なんかもう、俺らは完全に
置いてけぼりだよな」
テ2「事情知らないからな」
男(これで、DQNは武器を所有。
多少は進みやすくなるかもな…)
男「学校にテロリスト!?」
114. kei@サボり気味 2013年9月23日 23:00:51 ID[iNVtMxj0]
学校の見取り図です。
拡大して見ていただけると
分かりやすいかと思われます。
三角はドア、矢印は開く方向を
表してます。
各教室の大きさなどは
脳内補正してください。
見やすさを重視しました。
男「学校にテロリスト!?」
119. kei@サボり気味 2013年9月24日 19:03:25 ID[iNVtMxj0]
歩き回っている兵を歩兵、
立って見張っている歩哨とします。
時は遡り、DQN視点
DQN(俺達は今廊下にいるけど…
ここから行けるのは二箇所だな)
1、ホールに出る
2、情報処理室前に出る
DQN(ホールは窓があるから
ここからでも中の様子が伺える。
だがトイレの方はどうなってるか
全然分からない…
ここはホールから制圧すべきか)
DQN(ちょっと窓から見てみるか)
ホールでは階段の中央に1人、
歩いて回っているのが1人だ。
DQN(階段付近の奴は動かない?
なら歩いてる奴を…)
そう思っているとDQNの近くまで
歩兵が来たため隠れる。
DQN(あっぶねぇ…)ドキドキ
歩哨&歩兵「誰だ!?」
DQN(バレた!?)
男「学校にテロリスト!?」
126. kei@サボり気味 2013年9月25日 16:35:46 ID[iNVtMxj0]
パァンッ!!
DQN(狙いは俺…じゃない?)
歩哨「1年側からだ!」ガチャッ
DQN(1年!?なら歩兵は
俺の近くだから…イケる!)ダッ
歩兵「やっと来やがったか」
DQN「油断したな!」
歩兵「!?」
DQNは素早くドアを開け
歩兵に目一杯の力を込め
タックルを喰らわせる。
歩兵「ぐはっ…」ドサッ
学校で1、2を争うほどのDQNの
力に歩兵はねじ伏せられる。
DQN「よし、銃は奪った」
歩哨「貴様ァ!!」
DQN「ヤバイ!」
??「よそ見するな!」ドカッ!
歩哨「うっ…ぐっ…」バタッ
DQN「へ?」
??「先輩、危なかったですね」
DQN「あ、あぁ…サンキュー
しかし撃たれたんじゃ…?」
??「ドアを先に開けて注意を
引かせて、もう1つのドアから
入ったんですよ」
DQN「なるほど、頭いいな」
後輩「自己紹介がまだでしたね
1-C代表の後輩っていいます」
DQN「俺は2-B代表のDQNだ、
よろしくな」
男「学校にテロリスト!?」
131. kei@テスト期間中 2013年9月26日 17:35:22 ID[iNVtMxj0]
DQN「ホールは取り戻せたな」
後輩「そうですね。
次はどこに行くつもりですか?」
DQN「その前に仲間をここに
一度集めて顔を合わせよう」
後輩「分かりました」
DQN「これが2年の面子だ。」
ナルシ「2-A代表のナルシスト。
まぁ足を引っ張らないように
気を付けてくださいね」
ヲタ「に、2-C代表の、
ヲ、ヲタです…よ、よろしく…」
ギャル「2-D代表の~ギャルで~す
ま、かるーくよろしくね~」
無口「…2-E代表の無口だ。
…よろしく」
後輩「個性的なメンバーですね。
こっちが1年生です」
凡男「1-A代表の凡男です。
何もかも平均的ですが
精一杯サポートしていきます」
清楚「あ…1-B代表の清楚です。
皆さんよろしくお願いします」
怠男「っあー、1-Dの怠男っす。
よろしくお願いしゃーっす」
楽男「あwwどもwwwwww
1-Eの楽男でーっすwwwwww
ゲームwwwwwらしいねww
楽しそうwwwwwwwwww」
後輩「2人問題児がいますが…
あまり気にしないでください」
DQN「おう、大丈夫だ」
2年男連中(清楚可愛い…)
男「学校にテロリスト!?」
143. kei@サボり気味 2013年10月4日 21:07:53 ID[iNVtMxj0]
DQN「さて、これからどうやって
動いていくか決めようか」
後輩「そうですね…
とりあえず2階を開放するか
他の階に行くかの二択ですね」
楽男「えwwwwwwwwwww
同時にwwwwやろうぜwwww」
ナルシ「それでは戦力が
分散されてしまいますから」
ヲタ「で、でも、情報処理室の
方は、そ、そんなに、人数いたら
じ、邪魔に、ならないかな…?」
凡男「ヲタ先輩の言い分も
一理ありますね」
ヲタ「せ、先輩だなんて…」(*´∀`)
ギャル「気持ち悪…」
ヲタ「え、えっ?」(´;ω;`)
怠男「あー、そういうのいいんで
早く決めちまいません?
俺、早く帰りたいんで」
後輩「確かに人数が多くても
結構困りますもんね」
DQN「よし、分けるか」
清楚「あの…それなら1年、2年で
分けるのはどうでしょうか?」
DQN「それもいいんだが、
そっちの戦力が少し心配だから
何名か入れ替えはしよう」
無口(今回言うことないや…)
男「学校にテロリスト!?」
147. kei@サボり気味 2013年10月6日 21:02:38 ID[iNVtMxj0]
DQN「よし、じゃあナルシと
楽男、ヲタと凡男が入れ替え
ってことにするか」
後輩「つまり…」
DQN、ギャル、無口、凡男、楽男
後輩、清楚、怠男、ナルシ、ヲタ
後輩「という組み合わせですね」
DQN「結構平等だろ?」
後輩「そうですね」
ナルシ「私が1年を率いていく…
というわけですね」メガネクイッ
ヲタ「い、いや、そういう訳じゃ
な、ないと思うんだけど…」オドオド
楽男「あwwww俺wwwwwww
先輩グループwwwwっすかwww
よろしくっすwwwwwwwwww」
無口「…こいつうるさい」ボソッ
ギャル「え~、でもこれぐらいのが
ノリやすいじゃ~ん、ね?」
凡男「楽男が来るとすぐに
こうなってしまうんですよね…」
清楚「皆さん怪我だけはしないよう
気を付けていきましょうね」
怠男「あー早く帰って寝たい」
DQN「じゃあ俺達は情報処理室。
お前らは2階へ向かってくれ」
後輩「わかりました。
3年生の様子も確認してきます」
男「学校にテロリスト!?」
151. kei@サボり気味 2013年10月8日 17:49:09 ID[iNVtMxj0]
~2-B~
男(情報が全然入らない…)
科学ヲタ「気持ち悪…
おえっ…お"え"え"…」ベシャッ
ヲタ友「おい!大丈夫か!」
テ1「なんだ、どうした?」
テ2「極度の緊張状態による
気分不良だろうな」
テ1「じゃあ保健室行きだな
体調の悪い者は保護しろって
言われてるからな」
テ2「じゃあ俺が連れていこう」
男(これだ!)クチノナカニテヲイレール
「おえっ、ごほっ、うっ…」オエー
テ1「あ?あいつもか?
テ2、あいつも連れていけ」
テ2「了解」
男(はぁはぁ…よし…
これで教室を抜け出せる…)
テ2「おら、行くぞ」ガララッ
男&科ヲタ「は、はい…」ヨロヨロ
男「学校にテロリスト!?」
156. kei@サボり気味 2013年10月9日 16:58:21 ID[iNVtMxj0]
テ2「保健室は1階だったよな?」
男「はい、1階奥です」
科ヲタ「フラフラする…」
男「肩貸すよ」
テ2「お前はさほど気分が悪そう
でもないみたいだが…」ジロッ
男(しまった!)
「い、いや、結構キツいですよ…」
テ2「まぁ上から少しでも気分が
悪そうなら連れてけって命令され
てるから連れてくけどな」
男(こいつらのボスは一体何を
考えてるんだ…?)
男「学校にテロリスト!?」
157. kei@サボり気味 2013年10月9日 17:16:33 ID[iNVtMxj0]
~3階ホール~
ガチャッ
1年&2年「!?」
DQN「誰だ!!」
テ2「おっと、お前らか」
DQN「男…?それに科ヲタも
どうしてそいつといるんだ?」
テ2「こいつらは極度の緊張状態で
気分が悪いんだ。
今から保健室へ連れていく」
清楚「気分不良者には
優しいんですね」
テ2「上からの命令だ」
ナルシ「フェアに闘ってる
とでも言いたいんでしょうかね」
ヲタ「か、科ヲタ…だ、大丈夫?」
科ヲタ「う、うん、なんとか…」
テ2「俺は今は何もしない。
ここは通させてもらうぞ」
DQN「わかった」
テ2「それでいい」コツコツコツ
男「学校にテロリスト!?」
158. kei@サボり気味 2013年10月9日 17:18:32 ID[iNVtMxj0]
~2階ホール~
テ2「2階についたな」
科ヲタ「ま、まだ降りるのかぁ…」
テ2「もうちょいだ、我慢しろ」
歩哨「そいつらはなんだ?」
テ2「気分が悪いらしいから
保健室へ連れていくところだ」
歩哨「なるほど」
テ2「ところでここの様子は?」
男(よく見ると血があちこちに…
まさか…?)
歩哨「見りゃ分かるだろ?
3年は全滅だ」
テ2「ほう…」
男(なんだって!?)
歩哨「とは言っても最初の奴らだ。
多分、他は怖くて動けないんだろう」
テ2「まぁガキ共には恐怖だな。
俺らに向かってくるのは2年の
DQNって馬鹿ぐらいだ」
歩哨「とりあえず早く連れてけ。
そこのメガネ、今にも吐きそうだ」
科ヲタ「うっぷ…」ヨロヨロ
テ2「そうだな、行こう」コツコツコツ
男「学校にテロリスト!?」
159. kei@サボり気味 2013年10月9日 19:38:47 ID[iNVtMxj0]
~保健室~
テ2「気分不良者を連れてきた
入るぞ」
?「入れ」ガラガラッ
テ2「2名だ、よろしく頼む」
?「あぁ、わかった」
テ2「他にいるのか?」
?「2名いる」
テ2「そうか、じゃあ俺は戻る」
男「あの…先生は?」
?「他の奴を診てるから待ってろ
あとそこの眼鏡はバケツ持ってろ」
科ヲタ「は、はい…」
シャッ
校医「ふー…これでよしっと。
あら?2人追加?」
?「そうだ」
校医「なんだ、男君じゃない。
あ、科ヲタ君キツそうね。
まずは全部出しちゃいなさい」
~キャラ説明、校医~
女性養護教諭。
教師の中で最も美人と言われる。
年齢は秘密らしいが見た目は
20代と言っても過言ではない。
ただし、少々おかしいところも。
男(いつ見ても綺麗だな…
しかも名前覚えててくれたし)
校医「なんか嬉しそうね」ジローッ
男「あ、いえ、別に…」
校医「そう?ならいいけど。
それにしても学校にテロリストが
入るとはねぇ…
おかげで私の聖域である保健室が
そこのヒゲが土足で上がって
穢れちゃったわ」ハァ…
男「聖域って…」アセアセ
男「学校にテロリスト!?」
160. kei@サボり気味 2013年10月9日 19:41:55 ID[iNVtMxj0]
校医「腹が立ったからもう、この
ヒゲテロリストはヒゲって呼ぶわ。
男君も呼んでいいわよ」
男「ははは…」
ヒゲ「」
科ヲタ「おえええっ」ゲロゲロー
校医「それにしても男君は
結構元気そうね。
とりあえずベッドで横になれば
よくなると思うわ」
男「じゃあ寝てますね」
校医「あと2人いるから静かにね」
男「もちろんです」
男「学校にテロリスト!?」
173. kei@サボり気味 2013年10月10日 21:44:31 ID[iNVtMxj0]
~後輩グループ~
後輩「じゃあ2階へ行きましょう」
ヲタ「で、でも下へ行けば
また歩哨とかいるんじゃ…」
ナルシ「後輩君が奪った銃を
使えばいいのでは?」
後輩「それも考えたんですが
正直、こんな素人が銃で人を×す
なんてそもそも不可能なんです」
清楚「確かに…人を×すなんて
恐ろしくてできないわ…」
後輩「つまり事実上、武器は
あって無いようなものなんです」
ナルシ「脅迫にしか使えない、と」
ヲタ「じゃ、じゃあどうすれば?」
怠男「めんどくせーなぁ…」
後輩「とりあえず様子を見て
敵の位置などを把握してみます」
怠男「早くしてくれよー」
清楚「怠男君は少し黙ってて」
怠男「」
男「学校にテロリスト!?」
176. kei@サボり気味 2013年10月11日 11:30:49 ID[iNVtMxj0]
後輩(ホールの様子は…?)ヒョコッ
歩哨「おい」
後輩(!?)
歩兵「なんだー?」
後輩(そっちか…)ホッ
歩哨「俺らのボスのこと、
知りたくないか?」
歩兵「まぁ知りたいが…
でも情報なんか一切ないだろ」
歩哨「確かにな…
スマホで調べても出てこな…」
歩兵「スマホなんかで出るわけ…
どうした?」
歩哨「Twitterなんだが…
テロのことがつぶやかれてる」
歩兵「は?じゃあ誰か生徒が
流してるってことか?」
歩哨「だろうな…ちょっと見てみろ」
後輩(2人ともスマホを見てる…?)
「ナルシ先輩、僕と2人で
攻めましょう」ボソボソ
ナルシ「わかりました」ボソボソ
2人は音を立てずに敵に近付く
後輩&ナルシ「はぁ!」ドカッ
そして2人は後ろを向いている
敵の頭頂部に両手で振りかぶり
力の限り殴りつけた
歩哨&歩兵「ぐぁっ!」ドサッ
思わず目が眩み敵は倒れる
その隙に銃を奪い制圧する
後輩「大人しくしてください」
ナルシ「テロリストも案外恐ろしい
ものではないですね」
歩哨「くっ…そ…」
歩兵「完全に気を取られてた…っ」
男「学校にテロリスト!?」
180. kei@サボり気味 2013年10月12日 15:43:25 ID[iNVtMxj0]
後輩「"ボス"のことについて
なにやら話し込んでましたね。
教えてくれませんか?」ガチャッ
歩哨「わ、わかった、
わかったから撃たないでくれ!」
後輩「ではお願いします」スッ
歩哨「Twitterにここのことが
書かれてたんだよ…
これを見てくれ、俺たちは
ただこれを見ていただけだ…」
○○高校にテロリスト的な人達が
突然来て立て篭ってるなう
@〜 嘘乙wwwwwwwwww
@〜妄想も大概にしろよwwww
@〜そこから女の子を救って
自分が活躍する展開だなwwww
歩哨「ネットだからネタってことに
なっちまってるが、これは事実…」
後輩「教室の誰かが送った…?」
ナルシ「なんにしても…
いいことは無さそうですね」
ピンポンパンポーン
全員「!?」
男「学校にテロリスト!?」
189. kei@サボり気味 けい隊(筆) 2013年10月15日 18:15:19 ID[iNVtMxj0]
放送「あー、緊急放送だ。
どうやら少し前にTwitterで
我々のことを漏らした者が
いるらしい。
本来なら厳重な処罰を与える…」
後輩「なんだって…」
放送「だが、それはそれで
面白いじゃないか、と私は思った。
だから特に何もしない。
まぁもう一度情報を流した場合、
処罰は免れないぞ…」
ナルシ「本当に心からテロを
楽しんでいますね…
晒させておくメリットなんて
全くないというのに…」
放送「ちなみに、お前達は
目の前の兵を倒してから私を
探そうとしているようだが…
一定時間待った後、
また兵は配置しているからな。
せいぜい気をつけたまえ。」ブツッ
ピンポンパンポーン
後輩「え?兵は再配置…?
まずい!みんなが!!!」
男「学校にテロリスト!?」
203. kei@サボり気味 けい隊(筆) 2013年10月21日 14:32:46 ID[iNVtMxj0]
~時は遡りDQNグループ~
DQN「さて、じゃあ情報処理室の
方へこれから行くわけだが…」
凡男「どうやって行きましょうか」
ギャル「ホール攻めた時の~
後輩みたいにすればぁ?」
DQN「ドアのフェイクのやつか。
確かにあれでいいかもな」
楽男「なんでもwwwwwwwww
いいんじゃwwwwないすかwww」
無口(芝…うざったい…)
DQN「じゃあ凡男、お前が1年側
の扉を開いてすぐに閉めろ。
そしたら俺が2年側から攻める。
俺のところには無口。
凡男のところには楽男とギャルな」
ギャル「楽男と一緒ぉ?
楽しそうじゃ~んww」
楽男「うぇーいwwww」ハイタッチ
DQN「お前ら、少しは静かに
しててくれよな…」(´・ω・`)
男「学校にテロリスト!?」
209. kei@サボり気味 けい隊(筆) 2013年10月25日 20:27:57 ID[iNVtMxj0]
凡男「では開きますので
お二人は静かにしててください」
ギ&楽「はぁーいwww」
ガチャッ!!
歩兵1「誰だ!?」ジャキッ
バタンッ!!
凡男「ふぅ、危ない…あれ?
楽男はどうしました?」
ギャル「あれ~?さっきまでは
いたよ~?」
歩兵2「×ねぇぇぇぇぇ!!!」
パァンッ!!パァンッ!!
DQN「こっちだ!」
無口「今…だ」
ガッ!! ドカッ!! ゴキッ!!
ドサッ
歩兵1「ぐっ…うっ…」
歩兵2「」ブクブク…
DQN「おい…無口…お前、
なにした?こいつ泡吹いてるぞ」
無口「首を…折った」
DQN「やりすぎじゃ…」
歩兵3「2人だけだと思うなよ!!」
ジャキッ
DQN「なにっ!?3人目…っ!」
ジャキッ
??「おーっとぉ、そこまで。
手ぇ上げて銃下ろせよ
テロリストさんよぉ」クックック
歩兵3「何!?」
DQN「え…?」
無口「どうなって…るんだ…?」
凡男「DQNさん!無口さん!
楽男がいな…!?」ガチャッ
楽男「案外チョロイじゃんよぉ
テロリストなんてのもさ」クックック
男「学校にテロリスト!?」
210. kei@サボり気味 けい隊(筆) 2013年10月25日 20:54:32 ID[iNVtMxj0]
ドカッ!!
歩兵3「ぐっ!?」ドサッ
楽男「なぁーにがテロリストだよ
所詮雇われの雑魚じゃねぇか」カチャッ
歩兵3「や、やめてくれ…」
楽男「×ぬか?」
DQN「やめろ!楽男!
銃を下ろせ!」
楽男「ちっ、わっかりましたよ…」
ポイッ
楽男「あwwwwwwwwwwww
制圧wwww終わりました?www」
全員「…は?」
後輩「皆さん無事ですか!?」
DQN「おっ、後輩か。
楽男がおかしかったんだが…
あれはなんだったんだ?」
後輩「え?」
DQN「(今あったことを説明)」
後輩「あぁ…彼は武器類を持つと
性格が豹変し攻撃的になるんです。
凡男のところをすり抜けたのは
潜在的に武器を欲したのかと…。
彼は普段あのキャラで自我を
抑えてますから 」
DQN「一番怖い奴は敵の首を折る
無口じゃなくてあいつだったか…」
楽男「早くボス探そうぜwwww」
男「学校にテロリスト!?」
228. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年10月29日 23:04:41 ID[iNVtMxj0]
後輩「そんなことより、
皆さん聞いてください!」
DQN「そんなことって…
結構衝撃的展開だったよ?」
後輩「皆さんも放送で聞いたかと
思いますが、一定時間経つと敵は
復活します!
ホールはもう既に時間が経って
いつ敵が来るかわかりません!」
DQN「あー…そうだった…」
楽男「くっくっく…はははははは
敵なんかまだまだ復活しねぇよ…」
後輩「楽男!?」
DQN「おいおいまさか…」チラッ
3階ホールは血が飛び散っていた。
まるで赤い絵の具をまき散らしたか
のように。
そして既に原型も留めていない
肉塊が2つ…。
清楚「きゃぁ!!」
ヲタ「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」ダッ
ナルシ「ヲタ!?
どこに行くんです!」
ギャル「え…あ…」ガクガク
凡男「楽男…」
怠男「楽男って俺と結構近いもの
感じたけど全然違ったわ」
無口(俺が仕留めようとしたのを
既に…)
DQN「落ち着け!
とにかくホール内は見るな!」
楽男「おーおー慌ててるねぇ…
俺は人の苦しむ顔と慌てふためく様
が好きなんだよ…ククッ」ペロッ
楽男は返り血を舐めた。
彼はもはや人間ではなかった。
男「学校にテロリスト!?」
242. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月1日 20:14:44 ID[iNVtMxj0]
遂に楽男は自我を抑えることを
やめた。
楽男「学校がどうとか、生徒が
どうとかどうでもいいんだよ…。
俺は!楽しみたいのさ!」
DQN「楽しみたい…?」
楽男「ああそうさ!生きるか×ぬか
ただそれだけでこのスリル…
これを存分に楽しみたいんだ…!」
ナルシ「完全に、頭が
おかしくなっていますね」
楽男「そうかぁ?少なくとも
このテロリスト共のボスは
俺と同じ考えだろうぜぇ…」
後輩「『私は楽しみたいのだ』…」
DQN「そういや言ってたな…」
楽男「命のやり取りがおもしれぇ
ってのにお前らときたら…
安全策しか取りゃしねぇ!!!」
ナルシ「当たり前でしょう。
命は大切なのですから」
楽男「ちげぇんだよ…
あの×ぬかもしれないっていう
緊張感がゾクゾクするんだよ…!」
DQN「お前…」
楽男「それなのにお前らは…
気絶させるだけ、降伏させるだけで
つまんねぇんだよ…!」
ナルシ「楽男、貴方にはここで
消えてもらうことにしましょう」
男「学校にテロリスト!?」
245. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月1日 22:34:15 ID[iNVtMxj0]
楽男「お?なに?×る気になった?
いいじゃねぇか…来いよ」クククッ
DQN「やめろ!」
ナルシ「この人は生かしておいても
統率を乱すばかりです。
私だって×しはしたくありませんが
危険因子は排除すべきです」
無口「…」ガッ
DQN「無口!?おい!離せ!」
ナルシ「皆さんしばらく…
目をおおってた方がいいですよ」サッ
楽男とナルシはそれぞれ敵兵の
装備であったナイフを手に取る。
楽男「いいねぇいいねぇ。
仲間同士が衝突して不信に陥る。
こういうのも好きだぜぇ…」
ナルシ「この不信は貴方が消えれば
すぐに晴れますよ」
楽男「クックックッ…
消えるのはどっちかねぇ…」
ナルシ「貴方ですよ!はぁっ!」
ナルシが先制攻撃を仕掛ける。
楽男の顔にナイフを突き出す。
楽男「そんなんで怯むかよ…」フッ
楽男は少し顔を振るだけで避ける。
しかし頬は少し切れたようで
血が滴る。
ナルシ「くっ!」
思わずナルシは距離を取る。
しかし、楽男は常軌を逸した速さで
真正面からナルシへ突っ込む。
楽男「バイバーイ」
グサッ
ブシャァァ
ナルシ「うっ…くっ…」ゲホッ
男「学校にテロリスト!?」
246. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月1日 22:48:06 ID[iNVtMxj0]
ナルシ「おえっ…うぐっ…」ビチャッ
楽男「はははっ。
はははははははははははは!!!
いいじゃん!!
その苦しむ顔!滴る血!最高だよ!」
その異常な光景に誰も動けない。
声すら出せない。
目を逸らし、耳を塞ぐ。
早く元の生活に戻りたい。
そんな思いで皆必×に現実から
目を背けた。
楽男「さて…じゃあ解体ショーと
行きますかぁ…」クククククク
ナルシ「やめ…なさい…」
DQNですら絶望した。
人の生々しい×し合いの現場など
やはりただの高校生では精神的に
耐えられるものではない。
楽男「大人しくバラされろっての」
楽男がナルシの顔にナイフを
突き刺そうとと振りかぶる。
ナルシ「くっ…!」
突き刺さるまで残り数ミリ。
その時だった。
ヒュッ
ドッ!!
楽男の頭に何かがぶつかる。
そしてそのまま黒い影に担がれ
楽男は連れ去られてしまった。
DQN「…え?」
ナルシ「どういう…ことです…?」
DQN「楽男が…消えた?
×んだわけでもない…何故?」
ピンポンパンポーン
放送「いやぁ君達、ありがとう」
皆「!?」
男「学校にテロリスト!?」
247. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月1日 23:03:57 ID[iNVtMxj0]
放送「見事な×し合いだった!
まぁ…一方的な試合ではあったが。
そんなことより、お知らせだ。
楽男君はこちらで預るよ。
彼の精神状態は異常だ。
鎮静させておくから君達はなんの
心配もしなくていい」
DQN「何故…?」
後輩「彼らは病気の人達には
きちんと処置してくれます。
信じるしか…」
放送「おっと、あと1つ。
ナルシ君は大怪我をしている。
我々が責任を持って治療しよう。
そちらに今迎えを行かせている。
まぁ今回はこんなところだ。
頑張って私を探すんだな」ブツッ
救急「迎えの者だ…
ナルシ君を預かるぞ」
ナルシ「くっ…皆さん…
すみません…少し休んで…きます」
DQN「気を付けろ。
一応警戒しておいた方がいい」ボソッ
ナルシ「当然です」ボソッ
救急「では…」コツコツコツ…
ナルシは肩を担がれて
下の階に降りていった。
男「学校にテロリスト!?」
249. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月2日 23:24:31 ID[iNVtMxj0]
DQN「2人減っちまったな…
あれ?そういやヲタはどうした?」
後輩「この惨状を見てトイレへ
逃げていきましたよ」
DQN「そうだった」
後輩「今、凡男が見に行ってます」
ヲタ「はぁっ…はぁ…」ウップ…
凡男「大丈夫ですか?
まだ吐きそうですか?」
ヲタ「う、うん…ごめん…。
で、でもあんなの…キツくて…」
凡男「僕もキツかったです…」
ヲタ「でも君は逃げなかった。
ぼ、僕は弱くて逃げ腰なんだ…。
皆の役にも、た、立てていない」
凡男「そんな…ヲタ先輩は
皆の役に立ってますよ!」
ヲタ「そんなことは…」
凡男「皆必要としてます!」
DQN「ヲター!大丈夫か?
お前は少し気分が良くなったら
凡男と一緒に新しく来る奴に
状況を説明してくれ。
俺達は情報処理室へ乗り込む」
ヲタ「え…?」
DQN「お前は記憶力いいからさ。
頼んだぜ」
ヲタ「う、うん、わかった…」
男「学校にテロリスト!?」
250. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月2日 23:27:40 ID[iNVtMxj0]
〜うっかり〜
作者「ヲタが逃げ出したのを
あやうく忘れるところだった」
男「僕を忘れるのもそろそろ
やめてほしいんですけど」
作者「まぁまぁ、主人公ってのは
肝心なときに活躍するものだよ」
男「今まで鍵となるシーンで出た
覚えがない」
作者「そんなこんなで250です。
これからも頑張ります」
男「学校にテロリスト!?」
256. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月4日 22:01:27 ID[iNVtMxj0]
DQN「よし、じゃあ俺たちは
情報処理室へ突入するぞ」
後輩「ところで、何故そんなに
情報処理室へ固執してるのか
教えてくれませんか?」
DQN「ん?あぁ…
敵は放送してくるだろ?」
後輩「そうですね」
DQN「その場合、普通に考えると
4階の放送室にいるのが妥当だ。
だが、あまり知られてはないが
情報処理室でも放送は可能なんだ」
後輩「それは知りませんでした」
DQN「だから近いところから
潰そうかなと思ってな」
DQN「さて…どこから攻めるか」
怠男「二手に分けてさっさと
終わらせちゃおうぜー」
DQN「そうだな…情報処理室は
2つあるからその2つから攻めよう」
清楚「どういう編成に…?」
DQN「人数が減っちゃって
結構ヤバイからな…」
DQN、清楚、怠男。
後輩、無口、ギャル。
DQN「この編成で行こう。
あそこは罠が張られてる可能性が
あるから気を付けてくれ」
後輩「わかりました」
DQN「ところでギャル…
お前、ホントに大丈夫か?」
ギャル「う、うん…大丈夫☆」
DQN「無理して☆付けなくても…
キツイなら…」
ギャル「だ、大丈夫!」
男「学校にテロリスト!?」
269. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月14日 16:36:58 ID[iNVtMxj0]
DQN「じゃあ俺達は情報処理室Ⅰ
から攻める。お前らはⅡを頼む」
後輩「わかりました。
制圧完了した場合、そのまま
資料室へ乗り込んでいいですか?」
DQN「ああ」
清楚「ところで…敵のボスは一体
どういう格好をしてるんでしょう…
容姿については手がかりが…」
皆「あ…」
怠男「ダメダメじゃん」
DQN「手がかりは声のみだな…」
後輩「男性の声でしたね」
怠男「無口みたいに声出さかったら
判断できないんじゃないのー?
めんどくさいから帰りたい」
後輩「いや、声を出さないのは
逆に怪しいですから…」
DQN「とにかく放送の声の奴を
探すことにしよう。
怪しい奴は捕虜として捕まえる」
後輩「了解です」
男「学校にテロリスト!?」
277. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月21日 22:40:45 ID[iNVtMxj0]
DQN「よし…準備はいいか?」
清楚「はいっ」
怠男「いつでもどーぞー」
ガチャッ!!
ドアを開けた瞬間に身を屈め
デスクへ滑り込む。
DQN「…変だな」
清楚「な、なにがですか?」
DQN「敵の反応が無い。
今まではすぐに反応して
迎撃してきただろ?」
怠男「よーく室内を見てみろよ」
清楚「ちょっと怠男くん!
ちゃんと屈んd…え?」
DQN「敵は…いない?」
怠男「ここは無人らしいなぁ…」
DQN「読みが外れた…か」
男「学校にテロリスト!?」
288. kei 2013年12月5日 19:05:50 ID[iNVtMxj0]
DQN達が情報処理室へ突入する
少し前のこと…空気主人公男は…
男「おい、なんだこのナレーションは」
校医「あら、男君どうしたの?
突然誰もいないところに話しかける
なんて…」
男「あ、いえ、なんでもないです」
校医「そう?それならいいけど…
それにしてもテロリストがいるとは
思えない静けさよね」
男「ナルシって奴と楽男って奴が
一悶着起こしたようですけどね」
校医「どうして仲間同士で
×し合いなんかしたのかしら…」
男(やはり現場に行かないと
分からないことが多すぎる…)
男「先生…僕…」
校医「DQN君の所に行くの?」
男「え、なんで…」
校医「同じクラスじゃない」
男「あ…そうでしたね。
でも行くためにはあいつが…」
校医「ヒゲのこと?
ヒゲは今、楽男君を鎮静してるわ。
ああ見えてあのヒゲ、
医療に恐ろしく長けてるのよ」
男「じゃあ今は誰もいない…?」
校医「そう、チャンスね」ニコッ
男「…」
男「学校にテロリスト!?」
302. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年12月26日 20:51:17 ID[iNVtMxj0]
男(ここは1階…いくらヒゲが
いないと言っても他の奴がフロアで
見張っているに違いない…)
男「科ヲタ、お前気分大丈夫か?」
科ヲタ「だいぶスッキリしたよ」
男「そうか、それなら僕と一緒に
DQN達の所まで行こう」
科ヲタ「でも…」
男「躊躇ってる場合じゃ…」
科ヲタ「どこにいるか分かるの?」
男「…あ」
校医「全く…それなら2人で
首謀者を探せばいいんじゃない?」
男「そ、そうですね。
そうすれば手間も省ける!」
科ヲタ「武器とかどうする?」
校医「ここには銃火器はおろか
刃物もないわよ?」
男「とりあえず薬を何個か
貰っていっていいですか?」
校医「少しだけならいいわ」
男「さて…行こう」ガラガラッ
校医「気を付けて行ってらっしゃい」
男「学校にテロリスト!?」
303. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年12月26日 22:15:14 ID[iNVtMxj0]
男「お、やはりここにはいない」
科ヲタ「え?」
男「見張りがいないってことだ」
(しかしこの廊下…
保健室と生徒会室しかないのに
見張りがいないのは…
いや、考え過ぎか?)
科ヲタ「どうしたの?」
男「あ、いや、少し気になることが
あったが大丈夫だ」
科ヲタ「そっか」
男「隣の生徒会室から調べるぞ」
男「学校にテロリスト!?」
315. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月8日 20:10:26 ID[iNVtMxj0]
ガラガラッ
男「ここが生徒会しt…っ!?」
ドンッ
科ヲタ「いたっ!
いきなり止まらないでくれよ…」
生徒会長「おや?
こんな時に来客とは珍しいですね」
男「それはあなたにも言えますよ…
会長さん」
科ヲタ「か、会長!?何故ここに?
テロリストが来た時は
たしか授業中だったはず…!」
男「科ヲタからご丁寧に
説明がありましたよ
一体何をしてるんですか?」
会長「少し…忘れ物をしましてね、
授業中でしたが許可をもらって
取りに来たんですよ」
男「なるほど、『ありがち』な
理由ですね」
会長「そういうあなた達も…
一体何故動いて回るのですか?」
男「さぁね…」
会長「気分ですか?
それとも理由を言えないとか?」
男「答える義理はないですよ」
会長「そうですか」
男「学校にテロリスト!?」
322. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月12日 0:29:36 ID[iNVtMxj0]
男「まぁ、会長があの放送の声とは
思いませんけどね。
怪しいではありますけど」
会長「…フッ、私を疑ってるのかも
まだ訊いてないというのに…」
男「ここに来た理由は
あの放送の主を探すためです。
会長に用はないので、失礼します」
会長「気を付けてくださいね…」
ガラガラッ
科ヲタ「か、会長は敵なのか?
一体どうなってるんだ?」
男「わからない…
ただ怪しいとしか…」
ギャーギャーワーワー
男「ん?なんだ?」
科ヲタ「購買の方から騒ぎが…」
男「学校にテロリスト!?」
323. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月12日 0:38:11 ID[iNVtMxj0]
婆「なんなんだい!あんた達は!」
歩兵「おいおい…このババアは
一体何なんだよ…」
歩哨「うるせえったらありゃしねぇ…
おいババア!この銃見てもなにも
分かんねぇのか!?」ジャキッ
婆「最近老眼でのう…」ヨボヨボ
歩哨「もういやだ」
男「あぁ、購買の婆ちゃんか…」
科ヲタ「あのままじゃ危ないよ」
男「突入するか」
科ヲタ「え?」
男「突入して気を引くんだ。
そうすりゃ婆ちゃんがなんとかする
…ような気がする」
科ヲタ「な、なんだよそれ!
成功する保証ないじゃないか!」
男「いいからいいから。
先生から薬の空き瓶貰ったろ。
こっそりドアを開けて
そいつを遠くに投げる。
そこに目が行ってる間に潜入だ」
科ヲタ「わかったよ…」
男「学校にテロリスト!?」
327. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月17日 13:34:35 ID[iNVtMxj0]
科ヲタ「よ、よし…投げるぞ…」
ポイッ
カンッカラカラ…
歩兵&歩哨「!」(某潜入ゲーのSE)
男「今のうちに…」
歩兵「ぐぁっ!?」
歩哨「な、なんだ!?
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ドサッドサッ
男「…は?」
科ヲタ「…え?」
婆「まったく…今の若いもんは…」
男「あ、あの…」
婆「まだ生き残りがおったか!」サッ
男「ち、違います!生徒です!」
科ヲタ「ひいいいいいい」バタバタ
婆「む、なんじゃ生徒か」
男「お婆ちゃんが倒したんですか?」
婆「そうじゃよ、
あぁ、瓶のことは礼を言いたい。
ありがたやありがたや。
2人相手は隙を突くのが大変でな…」
男(>>42かなんかで見た婆ちゃんの
強さはホントだったのか…こわ…)
男「学校にテロリスト!?」
337. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月23日 22:36:36 ID[iNVtMxj0]
男(この婆ちゃんいれば
テロリストも大したこと無いな…)
婆「む?その顔…
言っとくがあたしはここから
動く気はないよ」
男「なんで分かったんですか…」
婆「歳を重ねれば分かる」フォッフォッフォッ
男「じゃあ僕達は上へ行きますので
お婆ちゃんも気を付けて」
婆「お腹が空いたら来なさいな」
婆「…脱走者2名発見。
2階へ向かっている、どうぞ」ガーッ
?「了解。」ザーッ
婆「全ては…」
?「ボスのために…」
男「学校にテロリスト!?」
338. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月23日 22:41:30 ID[iNVtMxj0]
男「何故だ…」
科ヲタ「え?なにが?」
男「1階の警備が薄すぎる。
まるで人気がないんだ」
科ヲタ「言われてみればそうだね…
でもここ、生徒はいないからね」
男「生徒がいないところには
警備をつけないもんなのか…?」
(いや…これは…警備が要らないから
という可能性もあるな。
詳しい理由は分からないが…)
科ヲタ「次はどこを調べる?」
男「そうだな…事務室あたり、か」
男「学校にテロリスト!?」
349. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年2月5日 19:03:37 ID[iNVtMxj0]
男「事務室っと…」
ガララッ
会長「…おや、どうも」
男「…なんでここにも?」
会長「それはまだ言えませんね」
男「さっきから、怪し過ぎますよ」
会長「そうですね、読者も既に先を
読んでいるかもしれません」
男「読者?なんですかそれ」
会長「いや、今は関係のない話です」
男(何考えてるか全然分からない…)
会長「それより…あなた達は
2階に行くつもりだったのでは?」
男「1階を全て見終わってないので」
会長「犯人探し、お疲れ様です」
男「犯人…?
あぁ放送の男のことですか」
会長「ふふっ…そうですよ」
男「なにかおかしいことでも?」
会長「先入観に囚われないこと、
私が言いたいのはそれだけです。
では、さようなら。
もう会うことは多分無いでしょう」
科ヲタ「え?えっ!?」
男「会…長…っ!」バッ
飛びかかる男をするりと避け
会長は出て行った。
バタンッ
男&科ヲタ「…」
男「学校にテロリスト!?」
354. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年2月14日 15:23:28 ID[iNVtMxj0]
男(先入観…先入観…?
会長は何が言いたかったんだ…)
科ヲタ「…しもーし、おーい…」
男「ん?」
科ヲタ「なんか考えてるなら
教えてくれないかい?
僕も一緒に考えるからさ」
男「あぁ…会長の言葉が
少し気になっててさ」
科ヲタ「先入観?」
男「そう、僕達はなにか
大きな思い違いをしてないかと」
科ヲタ「うーん…
とにかく今分かってることは
親玉が男で、歳は結構上っぽい
ってことぐらいだよね」
男「…それだ!」ハッ
科ヲタ「え、え?どれ?」
男「僕達が思ってるような犯人では
ない可能性があるってことだよ」
男「声なんていくらでも変えられる。
それで僕達を撹乱しようと…」
科ヲタ「まさか親玉が女性だって
言いたいんじゃないよね?」
男「さすがにそれは…でも可能性が
全く無いわけではない」
男「学校にテロリスト!?」
358. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年2月18日 17:37:53 ID[iNVtMxj0]
男「とりあえず1階を全て
調べる以外に今は手がない」
〜十数分後〜
科ヲタ「誰もいないね…」
男「おかしい…事務員もいない…」
科ヲタ「いつもはいるもんね。
今日に限っていないなんて…」
男「事務員がテロのことを知ってる
って可能性も」
科ヲタ「そんなことあるわけ…」
男「とにかく次は上に行こう。
DQN達もいるはずだ」
〜階段〜
?「おっと、そこまでだ」ジャキッ
男「!」
?「大人しく止まれ」
男「お前はっ…!?」
男「学校にテロリスト!?」
364. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年2月21日 22:08:29 ID[iNVtMxj0]
テ2「久しぶりだな」
男「なんでここに…?」
テ2「‘脱走者がいる’って
連絡が入ったもんでなぁ…
しかもお前らは俺の管轄だ。
責任取れって駆りだされたわけよ」
男「誰が…誰が密告したんだ…?」
テ2「お前らが言い当てたら
教えてやらんこともないがな」
男「会長と購買のお婆さんとしか
僕達は接触してないはず…」
テ2「おっ、正解だ」
男&科ヲタ「えっ!?」
テ2「と言っても片方は知らんが…
正解は購買の婆さんだ。
あの婆さん、実はこのテロの
協力者なのさ。
詳しくは知らんけどな」
男「どういうことなんだ…」
テ2「まぁとりあえず付いてこい。
お前らを仲間と合流させてやる」
科ヲタ「え、え?
僕達へなにか処分とかは…」
テ2「あっちの集団と何名か入れ替え
ってのが処分だそうだ。
ボスは何を考えてるのか…」ヤレヤレ
男「学校にテロリスト!?」
372. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月3日 9:59:17 ID[iNVtMxj0]
ピンポンパンポーン
放送「あー、テステス、マイクテス
クラス代表の皆に告ぐ。
これから1時間ほど一時休戦だ。
休戦中は移動禁止だ。
食料を支給する。
場所は3階の広間だ。
ゆっくりするといい。」ブツッ
男「休戦…」
テ2「この間にお前らをあっちと
合流させるってわけだ。
お前ら、腹減ってるだろ」
科ヲタ「た、 確かに…」グ〜
テ2「よし、3階へ行くぞ」
〜3階広間〜
DQN「結局、情報処理室には
誰もいなかったな…」
清楚「そうですね…
それにしても、素直にここへ来て
いいんでしょうか?」
後輩「それなら大丈夫でしょう」カツカツ
清楚「後輩君!」
後輩「こちらも室内には
誰もいないようでした。
もちろん、資料室にも。」
DQN「そうか。
あとの2人は一体どうした?」
後輩「今来ます。
少し体調を崩したようで…」
DQN「ギャルか…
あとで詳しく聞かせてくれ」
ガチャッ
無口「…遅れた、すまない」
ギャル「ぅ…うぅ…」ヨロヨロ
DQN「おう無口、謝らなくていい。
ギャルは大丈夫か?」
ギャル「う…ん」
カツカツカツ…
DQN「ん?」
男「学校にテロリスト!?」
379. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月7日 22:56:13 ID[iNVtMxj0]
テ2「よう、DQNとやら。
結構奮闘してるそうじゃないか」
DQN「お前は…っ!!」
テ2「そうだ…教室d」
DQN「カレーパンを愚弄した不届き者!」
テ2「」マダソレイウノカ…
清楚「え、えっと…
とりあえず敵なのでは…」オロオロ
男「DQN、無事でよかった」
DQN「男!?男じゃないか!
なんでここにいるんだ?」
男「まぁちょっとね…
色々あって捕まっちまったんだが
お前らと合流させてくれるらしい」
テ2「おっと、勘違いするなよ。
俺はボスの命令でやってるんだ。
味方なんかじゃないからな」
後輩「どういうことなんでしょう…
何故わざわざ合流なんか…」
テ2「代わりにお前らの中から
2人ほど抜ける。
つまり入れ替えってわけだ。
さぁ誰と入れ替えるんだ?」
DQN「ギャルは体調不良だ。
連れてってやってくれ。
あとは…清楚、ギャルの様子を
一緒に行って看てやってくれ」
清楚「私ですか?」
DQN「あぁ、女子同士の方が
いいだろうからな」
テ2「じゃあこの2人を保健室に。
それでいいな?」
DQN「ああ」
テ2「まぁせいぜい頑張れ」
カツカツカツ…
男「学校にテロリスト!?」
380. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月7日 23:07:35 ID[iNVtMxj0]
DQN「とりあえず、飯でも食いつつ
お互いにこれまでの状況を
報告し合うか」
男「そうだな…」
〜事情説明〜
DQN「つまり…購買の婆さんは
敵と内通していた…と。
会長も怪しい…と」
男「内部が意外と怪しいかもな」
後輩「この学校に精通してる者が
主犯かもしれませんね」
科ヲタ「ムシャムシャ」
怠男「ムシャムシャ」
無口「ムシャムシャ」
男「揃いも揃って飯ばっか
食ってんなよ…」ヤレヤレ
DQN「まぁいいじゃねぇか。
それにしても美味いな」ムシャムシャ
後輩「この食事のルートも
気になるところですがね…」
男「全生徒分あるんだったか。
そんな規模の発注なんかしたら
すぐ外に漏れると思うが…」
後輩「謎だらけ、ですね」
男「学校にテロリスト!?」
385. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月18日 16:28:48 ID[iNVtMxj0]
男「皆は何をしてたんだ?」
DQN「主に探索だな。
だがガードが固くてなかなか…
そういえばまともに入れたのは
情報処理室ぐらいか…」
後輩「その情報処理室、なんですが」
DQN「なにかあったのか?」
後輩「こんなものがありました。
自分も驚いているんですが…」
男「なになに…?
この学校の間取りと配電図…かな?」
後輩「いえ、どうやら校内の
スピーカーと放送機器の
配置図のようです」
DQN「これがどうかしたか?」
後輩「この図は配布用…というか
二重帳簿のようになっていて…」
男「実は隠しスピーカー等も
記載されている物があるってことか」
後輩「それがこれです」スッ
DQN「……ん?
校長室にも放送機器が…?」
男「え?」
後輩「そうです。
校長室に設置された放送機器が
一般には隠されてるんです」
男「校長が…?どういうことだ…」
男「学校にテロリスト!?」
386. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月18日 16:33:28 ID[iNVtMxj0]
後輩「校長が関わってることは
ほとんど間違いないのでは、と…」
男「校長の手引によって
テロリストが来たとしても
何の狙いが…」
DQN「とりあえず校長室に
乗り込もうぜ。
調べれば何か出るだろう」
男「学校にテロリスト!?」
387. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月19日 16:21:50 ID[iNVtMxj0]
ピンポーンパーンポーン
放送「食事の時間は終了だ。
引き続き頑張りたまえ」
DQN「よし…校長室に向かうか」
男「それにしても放送も
やけに余裕そうだな」
後輩「この図面が見つかるなんて
思っていないのでしょう」
科ヲタ、怠男、無口「ムシャムシャ」
男、DQN「飯を食うのをやめろ!」
男「学校にテロリスト!?」
389. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月19日 18:17:55 ID[iNVtMxj0]
男「…ん?」
DQN「どうした?」
男「さっきの図なんだが…
俺達が知らない道があるんだ」
無口「秘密は…スピーカーだけでは
なかったようだな…」
男(うわ、喋った)
「ここを使えば楽に1階へ行ける」
後輩「なるほど…いいですね」
怠男「要は楽が出来るんだろ?
何でもいいから早く終わりたい」
科ヲタ「…あ!」
DQN「今度は何だ?」
科ヲタ「ヲタが戻ってきた!」
DQN「なんだと!?」
ヲタ「あ…あ…みんな…」
皆「!?」
男「学校にテロリスト!?」
392. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月26日 2:08:49 ID[iNVtMxj0]
DQN「おい!その身体中に付いた
大量の血はどうした!?
何があったんだ!!」
ヲタ「あ…あ…新しく…来た…人達
が…みんな…目の前…で…」バタッ
DQN「おい!しっかりしろ!」
ヲタ「」
後輩「気絶…してるようです。
外傷はあまり無いので…
恐らく新しく来た方々の血かと…」
男「なにがどうなってんだ…」
??「どけ」
男「お前は…っ!?」
ヒゲ「どけと言っている。
こいつを保健室へ運ぶだけだ。
抵抗するなら×す」
DQN「あ、あぁ分かった…」
ヒゲ「何か分かったようだが…
所詮お前らは『モルモット』だ。
出来ることは何でもやってみろ」
皆「…?」
男「なんで僕達を導くような
言い方をするんだ?」
ヒゲ「…ボスからの言いつけだ」フッ
スタスタスタ…
男(やっばりあいつはなにか違う…
どこか懐かしい気さえする…
あの雰囲気はなんだ…?)
後輩「ヲタ先輩のことはとりあえず
安心ですね。1階へ向かいましょう」
DQN「あぁ。」
男「学校にテロリスト!?」
394. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月30日 10:27:48 ID[iNVtMxj0]
〜1階、校長室前〜
男「着いた…な」
DQN「あぁ」
後輩「何があるんですかね…」
DQN「ん?待てよ。
無口達はどうした?」
後輩「あまり多くてもと思い
他の場所の捜索をしてもらってます」
男「確かに6人もいらないな」
後輩「では、乗り込みますか?」
DQN「よし…行こう」
男「学校にテロリスト!?」
395. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月31日 8:33:43 ID[iNVtMxj0]
ガチャッ
??「よく来たのう…」
男「校長…あなたがテロリストに
何かしらの手引をしたのは
分かっています」
校長「…はっはっは、
ワシが、手引をしたとな?
いい線いっておるぞ、男よ」
後輩「やはりテロリストと
関わっていたようですね…」
校長「じゃが、はずれじゃ」
DQN「じゃあ校長は何も絡んでない
って言うのかよ?
ここに表には公開されていない
放送機器があるのも
何も関係無いってか?」
校長「おお、そこまで知っておるとは
なかなか優秀じゃのう…
しかし、一歩及ばんようじゃ」スッ
皆「!?」
バンバンッ
後輩「ぐっ!?」
DQN「ぐぁっ!」
ドサッ ドサッ
男「銃…!?」
校長「ワシじゃよ…
全ての指揮はワシが執っている。
この学校は…選ばれたんじゃよ」
男「学校にテロリスト!?」
396. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月31日 8:47:30 ID[iNVtMxj0]
男「なんで僕だけ撃たない…」
校長「撃って欲しいのかね?
なんとまぁ珍しいことよ」スッ
男「いや!ま、待て!待ってくれ!
話の続きを聞きたい…」
校長「仲間はどうすr…
あぁ、気管を撃ち抜いたから
もはや数分の息のようじゃな。
それを一瞬で見抜くとは」
DQN「がはっ…!ぅ…あ…」ビチャッ
後輩「ぃ…き…が……で…」ヒューヒュー…
男(二人共…!すまない…)
校長「さて、お話をしようかの。
この『実験』は政府からの指示。
そして実験の意図は様々じゃ。
極度の緊張状態における精神力、
疑心暗鬼の中での信頼関係、
そして豊かな発想力と冷静な判断力
まぁ主にこういう類のものを
見ていくわけじゃ」
男「そんなことをして…どうする?」
校長「政府曰く、ぬるい教育現場に
たまには刺激を与えようという
なんともまぁ曖昧な理由じゃ。
そして、優秀な生徒を見つけ
将来の政府の重鎮となるべく
育て上げる、というわけじゃ」
男「そんなのおかしすぎる…」
校長「そのお陰で
この国が成り立っておるから
何とも言えんがのう…。
この制度は大昔から存在しておる」
男「学校にテロリスト!?」
397. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月31日 21:56:33 ID[iNVtMxj0]
校長「君は…合格だったんじゃが…」
男「…どういう…ことだ…」
校長「将来の政府の重役を担う
その資格が君にはあった…」
男「僕は…そんなクソみたいな
ところに入るつもりは…ないね」
校長「残念じゃ…」ジャキッ
バァンッ
男「学校にテロリスト!?」
398. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月31日 22:03:49 ID[iNVtMxj0]
「…きろ……い、おい!」
男「…へ?」ムニャ…
先生「授業中に堂々と寝るとは
いい度胸だなぁ…男よ」
男「う、うわっ!?ヒゲ!?」
先生「ほう…しかもそんな口を
聞くとはな…いいだろう、
お前はあとで職員室に来い」
ゴンッ
男「いだっ!?」
先生「それと、お前の寝言は
クラスの皆で聞いてたからな。
『テロリストが来た』だとか
『僕が追っ払ってやる』とか。
んなことやってる暇があるなら
成績をどうにかしろ。
留年されてもこっちが困るんだ」
男(ゆ、夢…?DQNは…?)チラッ
DQN「カレーパンうめぇ」
男「そういえば話したこと無いや…
今度話してみるか…」
先生「ブツブツうるせぇぞ!」
―完―
男「学校にテロリスト!?」
399. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月31日 22:05:11 ID[iNVtMxj0]
駆け足になりましたが
これにて
男「学校にテロリスト!?」は
完結とさせていただきます。
読んでくれた皆様、
上げてくれた皆様、
本当にありがとうございました。
男「学校にテロリスト!?」
402. きょん 2014年4月1日 16:44:48 ID[BdHvDNM7]
まさかの夢オチw
男「学校にテロリスト!?」
403. もりもりんちょ♂ 2014年4月2日 7:40:07 ID[ZByUfmvJ]
面白かったww
189. kei@サボり気味 けい隊(筆) 2013年10月15日 18:15:19 ID[iNVtMxj0]
放送「あー、緊急放送だ。
どうやら少し前にTwitterで
我々のことを漏らした者が
いるらしい。
本来なら厳重な処罰を与える…」
後輩「なんだって…」
放送「だが、それはそれで
面白いじゃないか、と私は思った。
だから特に何もしない。
まぁもう一度情報を流した場合、
処罰は免れないぞ…」
ナルシ「本当に心からテロを
楽しんでいますね…
晒させておくメリットなんて
全くないというのに…」
放送「ちなみに、お前達は
目の前の兵を倒してから私を
探そうとしているようだが…
一定時間待った後、
また兵は配置しているからな。
せいぜい気をつけたまえ。」ブツッ
ピンポンパンポーン
後輩「え?兵は再配置…?
まずい!みんなが!!!」
男「学校にテロリスト!?」
203. kei@サボり気味 けい隊(筆) 2013年10月21日 14:32:46 ID[iNVtMxj0]
~時は遡りDQNグループ~
DQN「さて、じゃあ情報処理室の
方へこれから行くわけだが…」
凡男「どうやって行きましょうか」
ギャル「ホール攻めた時の~
後輩みたいにすればぁ?」
DQN「ドアのフェイクのやつか。
確かにあれでいいかもな」
楽男「なんでもwwwwwwwww
いいんじゃwwwwないすかwww」
無口(芝…うざったい…)
DQN「じゃあ凡男、お前が1年側
の扉を開いてすぐに閉めろ。
そしたら俺が2年側から攻める。
俺のところには無口。
凡男のところには楽男とギャルな」
ギャル「楽男と一緒ぉ?
楽しそうじゃ~んww」
楽男「うぇーいwwww」ハイタッチ
DQN「お前ら、少しは静かに
しててくれよな…」(´・ω・`)
男「学校にテロリスト!?」
209. kei@サボり気味 けい隊(筆) 2013年10月25日 20:27:57 ID[iNVtMxj0]
凡男「では開きますので
お二人は静かにしててください」
ギ&楽「はぁーいwww」
ガチャッ!!
歩兵1「誰だ!?」ジャキッ
バタンッ!!
凡男「ふぅ、危ない…あれ?
楽男はどうしました?」
ギャル「あれ~?さっきまでは
いたよ~?」
歩兵2「×ねぇぇぇぇぇ!!!」
パァンッ!!パァンッ!!
DQN「こっちだ!」
無口「今…だ」
ガッ!! ドカッ!! ゴキッ!!
ドサッ
歩兵1「ぐっ…うっ…」
歩兵2「」ブクブク…
DQN「おい…無口…お前、
なにした?こいつ泡吹いてるぞ」
無口「首を…折った」
DQN「やりすぎじゃ…」
歩兵3「2人だけだと思うなよ!!」
ジャキッ
DQN「なにっ!?3人目…っ!」
ジャキッ
??「おーっとぉ、そこまで。
手ぇ上げて銃下ろせよ
テロリストさんよぉ」クックック
歩兵3「何!?」
DQN「え…?」
無口「どうなって…るんだ…?」
凡男「DQNさん!無口さん!
楽男がいな…!?」ガチャッ
楽男「案外チョロイじゃんよぉ
テロリストなんてのもさ」クックック
男「学校にテロリスト!?」
210. kei@サボり気味 けい隊(筆) 2013年10月25日 20:54:32 ID[iNVtMxj0]
ドカッ!!
歩兵3「ぐっ!?」ドサッ
楽男「なぁーにがテロリストだよ
所詮雇われの雑魚じゃねぇか」カチャッ
歩兵3「や、やめてくれ…」
楽男「×ぬか?」
DQN「やめろ!楽男!
銃を下ろせ!」
楽男「ちっ、わっかりましたよ…」
ポイッ
楽男「あwwwwwwwwwwww
制圧wwww終わりました?www」
全員「…は?」
後輩「皆さん無事ですか!?」
DQN「おっ、後輩か。
楽男がおかしかったんだが…
あれはなんだったんだ?」
後輩「え?」
DQN「(今あったことを説明)」
後輩「あぁ…彼は武器類を持つと
性格が豹変し攻撃的になるんです。
凡男のところをすり抜けたのは
潜在的に武器を欲したのかと…。
彼は普段あのキャラで自我を
抑えてますから 」
DQN「一番怖い奴は敵の首を折る
無口じゃなくてあいつだったか…」
楽男「早くボス探そうぜwwww」
男「学校にテロリスト!?」
228. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年10月29日 23:04:41 ID[iNVtMxj0]
後輩「そんなことより、
皆さん聞いてください!」
DQN「そんなことって…
結構衝撃的展開だったよ?」
後輩「皆さんも放送で聞いたかと
思いますが、一定時間経つと敵は
復活します!
ホールはもう既に時間が経って
いつ敵が来るかわかりません!」
DQN「あー…そうだった…」
楽男「くっくっく…はははははは
敵なんかまだまだ復活しねぇよ…」
後輩「楽男!?」
DQN「おいおいまさか…」チラッ
3階ホールは血が飛び散っていた。
まるで赤い絵の具をまき散らしたか
のように。
そして既に原型も留めていない
肉塊が2つ…。
清楚「きゃぁ!!」
ヲタ「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」ダッ
ナルシ「ヲタ!?
どこに行くんです!」
ギャル「え…あ…」ガクガク
凡男「楽男…」
怠男「楽男って俺と結構近いもの
感じたけど全然違ったわ」
無口(俺が仕留めようとしたのを
既に…)
DQN「落ち着け!
とにかくホール内は見るな!」
楽男「おーおー慌ててるねぇ…
俺は人の苦しむ顔と慌てふためく様
が好きなんだよ…ククッ」ペロッ
楽男は返り血を舐めた。
彼はもはや人間ではなかった。
男「学校にテロリスト!?」
242. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月1日 20:14:44 ID[iNVtMxj0]
遂に楽男は自我を抑えることを
やめた。
楽男「学校がどうとか、生徒が
どうとかどうでもいいんだよ…。
俺は!楽しみたいのさ!」
DQN「楽しみたい…?」
楽男「ああそうさ!生きるか×ぬか
ただそれだけでこのスリル…
これを存分に楽しみたいんだ…!」
ナルシ「完全に、頭が
おかしくなっていますね」
楽男「そうかぁ?少なくとも
このテロリスト共のボスは
俺と同じ考えだろうぜぇ…」
後輩「『私は楽しみたいのだ』…」
DQN「そういや言ってたな…」
楽男「命のやり取りがおもしれぇ
ってのにお前らときたら…
安全策しか取りゃしねぇ!!!」
ナルシ「当たり前でしょう。
命は大切なのですから」
楽男「ちげぇんだよ…
あの×ぬかもしれないっていう
緊張感がゾクゾクするんだよ…!」
DQN「お前…」
楽男「それなのにお前らは…
気絶させるだけ、降伏させるだけで
つまんねぇんだよ…!」
ナルシ「楽男、貴方にはここで
消えてもらうことにしましょう」
男「学校にテロリスト!?」
245. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月1日 22:34:15 ID[iNVtMxj0]
楽男「お?なに?×る気になった?
いいじゃねぇか…来いよ」クククッ
DQN「やめろ!」
ナルシ「この人は生かしておいても
統率を乱すばかりです。
私だって×しはしたくありませんが
危険因子は排除すべきです」
無口「…」ガッ
DQN「無口!?おい!離せ!」
ナルシ「皆さんしばらく…
目をおおってた方がいいですよ」サッ
楽男とナルシはそれぞれ敵兵の
装備であったナイフを手に取る。
楽男「いいねぇいいねぇ。
仲間同士が衝突して不信に陥る。
こういうのも好きだぜぇ…」
ナルシ「この不信は貴方が消えれば
すぐに晴れますよ」
楽男「クックックッ…
消えるのはどっちかねぇ…」
ナルシ「貴方ですよ!はぁっ!」
ナルシが先制攻撃を仕掛ける。
楽男の顔にナイフを突き出す。
楽男「そんなんで怯むかよ…」フッ
楽男は少し顔を振るだけで避ける。
しかし頬は少し切れたようで
血が滴る。
ナルシ「くっ!」
思わずナルシは距離を取る。
しかし、楽男は常軌を逸した速さで
真正面からナルシへ突っ込む。
楽男「バイバーイ」
グサッ
ブシャァァ
ナルシ「うっ…くっ…」ゲホッ
男「学校にテロリスト!?」
246. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月1日 22:48:06 ID[iNVtMxj0]
ナルシ「おえっ…うぐっ…」ビチャッ
楽男「はははっ。
はははははははははははは!!!
いいじゃん!!
その苦しむ顔!滴る血!最高だよ!」
その異常な光景に誰も動けない。
声すら出せない。
目を逸らし、耳を塞ぐ。
早く元の生活に戻りたい。
そんな思いで皆必×に現実から
目を背けた。
楽男「さて…じゃあ解体ショーと
行きますかぁ…」クククククク
ナルシ「やめ…なさい…」
DQNですら絶望した。
人の生々しい×し合いの現場など
やはりただの高校生では精神的に
耐えられるものではない。
楽男「大人しくバラされろっての」
楽男がナルシの顔にナイフを
突き刺そうとと振りかぶる。
ナルシ「くっ…!」
突き刺さるまで残り数ミリ。
その時だった。
ヒュッ
ドッ!!
楽男の頭に何かがぶつかる。
そしてそのまま黒い影に担がれ
楽男は連れ去られてしまった。
DQN「…え?」
ナルシ「どういう…ことです…?」
DQN「楽男が…消えた?
×んだわけでもない…何故?」
ピンポンパンポーン
放送「いやぁ君達、ありがとう」
皆「!?」
男「学校にテロリスト!?」
247. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月1日 23:03:57 ID[iNVtMxj0]
放送「見事な×し合いだった!
まぁ…一方的な試合ではあったが。
そんなことより、お知らせだ。
楽男君はこちらで預るよ。
彼の精神状態は異常だ。
鎮静させておくから君達はなんの
心配もしなくていい」
DQN「何故…?」
後輩「彼らは病気の人達には
きちんと処置してくれます。
信じるしか…」
放送「おっと、あと1つ。
ナルシ君は大怪我をしている。
我々が責任を持って治療しよう。
そちらに今迎えを行かせている。
まぁ今回はこんなところだ。
頑張って私を探すんだな」ブツッ
救急「迎えの者だ…
ナルシ君を預かるぞ」
ナルシ「くっ…皆さん…
すみません…少し休んで…きます」
DQN「気を付けろ。
一応警戒しておいた方がいい」ボソッ
ナルシ「当然です」ボソッ
救急「では…」コツコツコツ…
ナルシは肩を担がれて
下の階に降りていった。
男「学校にテロリスト!?」
249. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月2日 23:24:31 ID[iNVtMxj0]
DQN「2人減っちまったな…
あれ?そういやヲタはどうした?」
後輩「この惨状を見てトイレへ
逃げていきましたよ」
DQN「そうだった」
後輩「今、凡男が見に行ってます」
ヲタ「はぁっ…はぁ…」ウップ…
凡男「大丈夫ですか?
まだ吐きそうですか?」
ヲタ「う、うん…ごめん…。
で、でもあんなの…キツくて…」
凡男「僕もキツかったです…」
ヲタ「でも君は逃げなかった。
ぼ、僕は弱くて逃げ腰なんだ…。
皆の役にも、た、立てていない」
凡男「そんな…ヲタ先輩は
皆の役に立ってますよ!」
ヲタ「そんなことは…」
凡男「皆必要としてます!」
DQN「ヲター!大丈夫か?
お前は少し気分が良くなったら
凡男と一緒に新しく来る奴に
状況を説明してくれ。
俺達は情報処理室へ乗り込む」
ヲタ「え…?」
DQN「お前は記憶力いいからさ。
頼んだぜ」
ヲタ「う、うん、わかった…」
男「学校にテロリスト!?」
250. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月2日 23:27:40 ID[iNVtMxj0]
〜うっかり〜
作者「ヲタが逃げ出したのを
あやうく忘れるところだった」
男「僕を忘れるのもそろそろ
やめてほしいんですけど」
作者「まぁまぁ、主人公ってのは
肝心なときに活躍するものだよ」
男「今まで鍵となるシーンで出た
覚えがない」
作者「そんなこんなで250です。
これからも頑張ります」
男「学校にテロリスト!?」
256. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月4日 22:01:27 ID[iNVtMxj0]
DQN「よし、じゃあ俺たちは
情報処理室へ突入するぞ」
後輩「ところで、何故そんなに
情報処理室へ固執してるのか
教えてくれませんか?」
DQN「ん?あぁ…
敵は放送してくるだろ?」
後輩「そうですね」
DQN「その場合、普通に考えると
4階の放送室にいるのが妥当だ。
だが、あまり知られてはないが
情報処理室でも放送は可能なんだ」
後輩「それは知りませんでした」
DQN「だから近いところから
潰そうかなと思ってな」
DQN「さて…どこから攻めるか」
怠男「二手に分けてさっさと
終わらせちゃおうぜー」
DQN「そうだな…情報処理室は
2つあるからその2つから攻めよう」
清楚「どういう編成に…?」
DQN「人数が減っちゃって
結構ヤバイからな…」
DQN、清楚、怠男。
後輩、無口、ギャル。
DQN「この編成で行こう。
あそこは罠が張られてる可能性が
あるから気を付けてくれ」
後輩「わかりました」
DQN「ところでギャル…
お前、ホントに大丈夫か?」
ギャル「う、うん…大丈夫☆」
DQN「無理して☆付けなくても…
キツイなら…」
ギャル「だ、大丈夫!」
男「学校にテロリスト!?」
269. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月14日 16:36:58 ID[iNVtMxj0]
DQN「じゃあ俺達は情報処理室Ⅰ
から攻める。お前らはⅡを頼む」
後輩「わかりました。
制圧完了した場合、そのまま
資料室へ乗り込んでいいですか?」
DQN「ああ」
清楚「ところで…敵のボスは一体
どういう格好をしてるんでしょう…
容姿については手がかりが…」
皆「あ…」
怠男「ダメダメじゃん」
DQN「手がかりは声のみだな…」
後輩「男性の声でしたね」
怠男「無口みたいに声出さかったら
判断できないんじゃないのー?
めんどくさいから帰りたい」
後輩「いや、声を出さないのは
逆に怪しいですから…」
DQN「とにかく放送の声の奴を
探すことにしよう。
怪しい奴は捕虜として捕まえる」
後輩「了解です」
男「学校にテロリスト!?」
277. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年11月21日 22:40:45 ID[iNVtMxj0]
DQN「よし…準備はいいか?」
清楚「はいっ」
怠男「いつでもどーぞー」
ガチャッ!!
ドアを開けた瞬間に身を屈め
デスクへ滑り込む。
DQN「…変だな」
清楚「な、なにがですか?」
DQN「敵の反応が無い。
今まではすぐに反応して
迎撃してきただろ?」
怠男「よーく室内を見てみろよ」
清楚「ちょっと怠男くん!
ちゃんと屈んd…え?」
DQN「敵は…いない?」
怠男「ここは無人らしいなぁ…」
DQN「読みが外れた…か」
男「学校にテロリスト!?」
288. kei 2013年12月5日 19:05:50 ID[iNVtMxj0]
DQN達が情報処理室へ突入する
少し前のこと…空気主人公男は…
男「おい、なんだこのナレーションは」
校医「あら、男君どうしたの?
突然誰もいないところに話しかける
なんて…」
男「あ、いえ、なんでもないです」
校医「そう?それならいいけど…
それにしてもテロリストがいるとは
思えない静けさよね」
男「ナルシって奴と楽男って奴が
一悶着起こしたようですけどね」
校医「どうして仲間同士で
×し合いなんかしたのかしら…」
男(やはり現場に行かないと
分からないことが多すぎる…)
男「先生…僕…」
校医「DQN君の所に行くの?」
男「え、なんで…」
校医「同じクラスじゃない」
男「あ…そうでしたね。
でも行くためにはあいつが…」
校医「ヒゲのこと?
ヒゲは今、楽男君を鎮静してるわ。
ああ見えてあのヒゲ、
医療に恐ろしく長けてるのよ」
男「じゃあ今は誰もいない…?」
校医「そう、チャンスね」ニコッ
男「…」
男「学校にテロリスト!?」
302. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年12月26日 20:51:17 ID[iNVtMxj0]
男(ここは1階…いくらヒゲが
いないと言っても他の奴がフロアで
見張っているに違いない…)
男「科ヲタ、お前気分大丈夫か?」
科ヲタ「だいぶスッキリしたよ」
男「そうか、それなら僕と一緒に
DQN達の所まで行こう」
科ヲタ「でも…」
男「躊躇ってる場合じゃ…」
科ヲタ「どこにいるか分かるの?」
男「…あ」
校医「全く…それなら2人で
首謀者を探せばいいんじゃない?」
男「そ、そうですね。
そうすれば手間も省ける!」
科ヲタ「武器とかどうする?」
校医「ここには銃火器はおろか
刃物もないわよ?」
男「とりあえず薬を何個か
貰っていっていいですか?」
校医「少しだけならいいわ」
男「さて…行こう」ガラガラッ
校医「気を付けて行ってらっしゃい」
男「学校にテロリスト!?」
303. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2013年12月26日 22:15:14 ID[iNVtMxj0]
男「お、やはりここにはいない」
科ヲタ「え?」
男「見張りがいないってことだ」
(しかしこの廊下…
保健室と生徒会室しかないのに
見張りがいないのは…
いや、考え過ぎか?)
科ヲタ「どうしたの?」
男「あ、いや、少し気になることが
あったが大丈夫だ」
科ヲタ「そっか」
男「隣の生徒会室から調べるぞ」
男「学校にテロリスト!?」
315. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月8日 20:10:26 ID[iNVtMxj0]
ガラガラッ
男「ここが生徒会しt…っ!?」
ドンッ
科ヲタ「いたっ!
いきなり止まらないでくれよ…」
生徒会長「おや?
こんな時に来客とは珍しいですね」
男「それはあなたにも言えますよ…
会長さん」
科ヲタ「か、会長!?何故ここに?
テロリストが来た時は
たしか授業中だったはず…!」
男「科ヲタからご丁寧に
説明がありましたよ
一体何をしてるんですか?」
会長「少し…忘れ物をしましてね、
授業中でしたが許可をもらって
取りに来たんですよ」
男「なるほど、『ありがち』な
理由ですね」
会長「そういうあなた達も…
一体何故動いて回るのですか?」
男「さぁね…」
会長「気分ですか?
それとも理由を言えないとか?」
男「答える義理はないですよ」
会長「そうですか」
男「学校にテロリスト!?」
322. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月12日 0:29:36 ID[iNVtMxj0]
男「まぁ、会長があの放送の声とは
思いませんけどね。
怪しいではありますけど」
会長「…フッ、私を疑ってるのかも
まだ訊いてないというのに…」
男「ここに来た理由は
あの放送の主を探すためです。
会長に用はないので、失礼します」
会長「気を付けてくださいね…」
ガラガラッ
科ヲタ「か、会長は敵なのか?
一体どうなってるんだ?」
男「わからない…
ただ怪しいとしか…」
ギャーギャーワーワー
男「ん?なんだ?」
科ヲタ「購買の方から騒ぎが…」
男「学校にテロリスト!?」
323. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月12日 0:38:11 ID[iNVtMxj0]
婆「なんなんだい!あんた達は!」
歩兵「おいおい…このババアは
一体何なんだよ…」
歩哨「うるせえったらありゃしねぇ…
おいババア!この銃見てもなにも
分かんねぇのか!?」ジャキッ
婆「最近老眼でのう…」ヨボヨボ
歩哨「もういやだ」
男「あぁ、購買の婆ちゃんか…」
科ヲタ「あのままじゃ危ないよ」
男「突入するか」
科ヲタ「え?」
男「突入して気を引くんだ。
そうすりゃ婆ちゃんがなんとかする
…ような気がする」
科ヲタ「な、なんだよそれ!
成功する保証ないじゃないか!」
男「いいからいいから。
先生から薬の空き瓶貰ったろ。
こっそりドアを開けて
そいつを遠くに投げる。
そこに目が行ってる間に潜入だ」
科ヲタ「わかったよ…」
男「学校にテロリスト!?」
327. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月17日 13:34:35 ID[iNVtMxj0]
科ヲタ「よ、よし…投げるぞ…」
ポイッ
カンッカラカラ…
歩兵&歩哨「!」(某潜入ゲーのSE)
男「今のうちに…」
歩兵「ぐぁっ!?」
歩哨「な、なんだ!?
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ドサッドサッ
男「…は?」
科ヲタ「…え?」
婆「まったく…今の若いもんは…」
男「あ、あの…」
婆「まだ生き残りがおったか!」サッ
男「ち、違います!生徒です!」
科ヲタ「ひいいいいいい」バタバタ
婆「む、なんじゃ生徒か」
男「お婆ちゃんが倒したんですか?」
婆「そうじゃよ、
あぁ、瓶のことは礼を言いたい。
ありがたやありがたや。
2人相手は隙を突くのが大変でな…」
男(>>42かなんかで見た婆ちゃんの
強さはホントだったのか…こわ…)
男「学校にテロリスト!?」
337. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月23日 22:36:36 ID[iNVtMxj0]
男(この婆ちゃんいれば
テロリストも大したこと無いな…)
婆「む?その顔…
言っとくがあたしはここから
動く気はないよ」
男「なんで分かったんですか…」
婆「歳を重ねれば分かる」フォッフォッフォッ
男「じゃあ僕達は上へ行きますので
お婆ちゃんも気を付けて」
婆「お腹が空いたら来なさいな」
婆「…脱走者2名発見。
2階へ向かっている、どうぞ」ガーッ
?「了解。」ザーッ
婆「全ては…」
?「ボスのために…」
男「学校にテロリスト!?」
338. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年1月23日 22:41:30 ID[iNVtMxj0]
男「何故だ…」
科ヲタ「え?なにが?」
男「1階の警備が薄すぎる。
まるで人気がないんだ」
科ヲタ「言われてみればそうだね…
でもここ、生徒はいないからね」
男「生徒がいないところには
警備をつけないもんなのか…?」
(いや…これは…警備が要らないから
という可能性もあるな。
詳しい理由は分からないが…)
科ヲタ「次はどこを調べる?」
男「そうだな…事務室あたり、か」
男「学校にテロリスト!?」
349. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年2月5日 19:03:37 ID[iNVtMxj0]
男「事務室っと…」
ガララッ
会長「…おや、どうも」
男「…なんでここにも?」
会長「それはまだ言えませんね」
男「さっきから、怪し過ぎますよ」
会長「そうですね、読者も既に先を
読んでいるかもしれません」
男「読者?なんですかそれ」
会長「いや、今は関係のない話です」
男(何考えてるか全然分からない…)
会長「それより…あなた達は
2階に行くつもりだったのでは?」
男「1階を全て見終わってないので」
会長「犯人探し、お疲れ様です」
男「犯人…?
あぁ放送の男のことですか」
会長「ふふっ…そうですよ」
男「なにかおかしいことでも?」
会長「先入観に囚われないこと、
私が言いたいのはそれだけです。
では、さようなら。
もう会うことは多分無いでしょう」
科ヲタ「え?えっ!?」
男「会…長…っ!」バッ
飛びかかる男をするりと避け
会長は出て行った。
バタンッ
男&科ヲタ「…」
男「学校にテロリスト!?」
354. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年2月14日 15:23:28 ID[iNVtMxj0]
男(先入観…先入観…?
会長は何が言いたかったんだ…)
科ヲタ「…しもーし、おーい…」
男「ん?」
科ヲタ「なんか考えてるなら
教えてくれないかい?
僕も一緒に考えるからさ」
男「あぁ…会長の言葉が
少し気になっててさ」
科ヲタ「先入観?」
男「そう、僕達はなにか
大きな思い違いをしてないかと」
科ヲタ「うーん…
とにかく今分かってることは
親玉が男で、歳は結構上っぽい
ってことぐらいだよね」
男「…それだ!」ハッ
科ヲタ「え、え?どれ?」
男「僕達が思ってるような犯人では
ない可能性があるってことだよ」
男「声なんていくらでも変えられる。
それで僕達を撹乱しようと…」
科ヲタ「まさか親玉が女性だって
言いたいんじゃないよね?」
男「さすがにそれは…でも可能性が
全く無いわけではない」
男「学校にテロリスト!?」
358. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年2月18日 17:37:53 ID[iNVtMxj0]
男「とりあえず1階を全て
調べる以外に今は手がない」
〜十数分後〜
科ヲタ「誰もいないね…」
男「おかしい…事務員もいない…」
科ヲタ「いつもはいるもんね。
今日に限っていないなんて…」
男「事務員がテロのことを知ってる
って可能性も」
科ヲタ「そんなことあるわけ…」
男「とにかく次は上に行こう。
DQN達もいるはずだ」
〜階段〜
?「おっと、そこまでだ」ジャキッ
男「!」
?「大人しく止まれ」
男「お前はっ…!?」
男「学校にテロリスト!?」
364. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年2月21日 22:08:29 ID[iNVtMxj0]
テ2「久しぶりだな」
男「なんでここに…?」
テ2「‘脱走者がいる’って
連絡が入ったもんでなぁ…
しかもお前らは俺の管轄だ。
責任取れって駆りだされたわけよ」
男「誰が…誰が密告したんだ…?」
テ2「お前らが言い当てたら
教えてやらんこともないがな」
男「会長と購買のお婆さんとしか
僕達は接触してないはず…」
テ2「おっ、正解だ」
男&科ヲタ「えっ!?」
テ2「と言っても片方は知らんが…
正解は購買の婆さんだ。
あの婆さん、実はこのテロの
協力者なのさ。
詳しくは知らんけどな」
男「どういうことなんだ…」
テ2「まぁとりあえず付いてこい。
お前らを仲間と合流させてやる」
科ヲタ「え、え?
僕達へなにか処分とかは…」
テ2「あっちの集団と何名か入れ替え
ってのが処分だそうだ。
ボスは何を考えてるのか…」ヤレヤレ
男「学校にテロリスト!?」
372. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月3日 9:59:17 ID[iNVtMxj0]
ピンポンパンポーン
放送「あー、テステス、マイクテス
クラス代表の皆に告ぐ。
これから1時間ほど一時休戦だ。
休戦中は移動禁止だ。
食料を支給する。
場所は3階の広間だ。
ゆっくりするといい。」ブツッ
男「休戦…」
テ2「この間にお前らをあっちと
合流させるってわけだ。
お前ら、腹減ってるだろ」
科ヲタ「た、 確かに…」グ〜
テ2「よし、3階へ行くぞ」
〜3階広間〜
DQN「結局、情報処理室には
誰もいなかったな…」
清楚「そうですね…
それにしても、素直にここへ来て
いいんでしょうか?」
後輩「それなら大丈夫でしょう」カツカツ
清楚「後輩君!」
後輩「こちらも室内には
誰もいないようでした。
もちろん、資料室にも。」
DQN「そうか。
あとの2人は一体どうした?」
後輩「今来ます。
少し体調を崩したようで…」
DQN「ギャルか…
あとで詳しく聞かせてくれ」
ガチャッ
無口「…遅れた、すまない」
ギャル「ぅ…うぅ…」ヨロヨロ
DQN「おう無口、謝らなくていい。
ギャルは大丈夫か?」
ギャル「う…ん」
カツカツカツ…
DQN「ん?」
男「学校にテロリスト!?」
379. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月7日 22:56:13 ID[iNVtMxj0]
テ2「よう、DQNとやら。
結構奮闘してるそうじゃないか」
DQN「お前は…っ!!」
テ2「そうだ…教室d」
DQN「カレーパンを愚弄した不届き者!」
テ2「」マダソレイウノカ…
清楚「え、えっと…
とりあえず敵なのでは…」オロオロ
男「DQN、無事でよかった」
DQN「男!?男じゃないか!
なんでここにいるんだ?」
男「まぁちょっとね…
色々あって捕まっちまったんだが
お前らと合流させてくれるらしい」
テ2「おっと、勘違いするなよ。
俺はボスの命令でやってるんだ。
味方なんかじゃないからな」
後輩「どういうことなんでしょう…
何故わざわざ合流なんか…」
テ2「代わりにお前らの中から
2人ほど抜ける。
つまり入れ替えってわけだ。
さぁ誰と入れ替えるんだ?」
DQN「ギャルは体調不良だ。
連れてってやってくれ。
あとは…清楚、ギャルの様子を
一緒に行って看てやってくれ」
清楚「私ですか?」
DQN「あぁ、女子同士の方が
いいだろうからな」
テ2「じゃあこの2人を保健室に。
それでいいな?」
DQN「ああ」
テ2「まぁせいぜい頑張れ」
カツカツカツ…
男「学校にテロリスト!?」
380. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月7日 23:07:35 ID[iNVtMxj0]
DQN「とりあえず、飯でも食いつつ
お互いにこれまでの状況を
報告し合うか」
男「そうだな…」
〜事情説明〜
DQN「つまり…購買の婆さんは
敵と内通していた…と。
会長も怪しい…と」
男「内部が意外と怪しいかもな」
後輩「この学校に精通してる者が
主犯かもしれませんね」
科ヲタ「ムシャムシャ」
怠男「ムシャムシャ」
無口「ムシャムシャ」
男「揃いも揃って飯ばっか
食ってんなよ…」ヤレヤレ
DQN「まぁいいじゃねぇか。
それにしても美味いな」ムシャムシャ
後輩「この食事のルートも
気になるところですがね…」
男「全生徒分あるんだったか。
そんな規模の発注なんかしたら
すぐ外に漏れると思うが…」
後輩「謎だらけ、ですね」
男「学校にテロリスト!?」
385. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月18日 16:28:48 ID[iNVtMxj0]
男「皆は何をしてたんだ?」
DQN「主に探索だな。
だがガードが固くてなかなか…
そういえばまともに入れたのは
情報処理室ぐらいか…」
後輩「その情報処理室、なんですが」
DQN「なにかあったのか?」
後輩「こんなものがありました。
自分も驚いているんですが…」
男「なになに…?
この学校の間取りと配電図…かな?」
後輩「いえ、どうやら校内の
スピーカーと放送機器の
配置図のようです」
DQN「これがどうかしたか?」
後輩「この図は配布用…というか
二重帳簿のようになっていて…」
男「実は隠しスピーカー等も
記載されている物があるってことか」
後輩「それがこれです」スッ
DQN「……ん?
校長室にも放送機器が…?」
男「え?」
後輩「そうです。
校長室に設置された放送機器が
一般には隠されてるんです」
男「校長が…?どういうことだ…」
男「学校にテロリスト!?」
386. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月18日 16:33:28 ID[iNVtMxj0]
後輩「校長が関わってることは
ほとんど間違いないのでは、と…」
男「校長の手引によって
テロリストが来たとしても
何の狙いが…」
DQN「とりあえず校長室に
乗り込もうぜ。
調べれば何か出るだろう」
男「学校にテロリスト!?」
387. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月19日 16:21:50 ID[iNVtMxj0]
ピンポーンパーンポーン
放送「食事の時間は終了だ。
引き続き頑張りたまえ」
DQN「よし…校長室に向かうか」
男「それにしても放送も
やけに余裕そうだな」
後輩「この図面が見つかるなんて
思っていないのでしょう」
科ヲタ、怠男、無口「ムシャムシャ」
男、DQN「飯を食うのをやめろ!」
男「学校にテロリスト!?」
389. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月19日 18:17:55 ID[iNVtMxj0]
男「…ん?」
DQN「どうした?」
男「さっきの図なんだが…
俺達が知らない道があるんだ」
無口「秘密は…スピーカーだけでは
なかったようだな…」
男(うわ、喋った)
「ここを使えば楽に1階へ行ける」
後輩「なるほど…いいですね」
怠男「要は楽が出来るんだろ?
何でもいいから早く終わりたい」
科ヲタ「…あ!」
DQN「今度は何だ?」
科ヲタ「ヲタが戻ってきた!」
DQN「なんだと!?」
ヲタ「あ…あ…みんな…」
皆「!?」
男「学校にテロリスト!?」
392. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月26日 2:08:49 ID[iNVtMxj0]
DQN「おい!その身体中に付いた
大量の血はどうした!?
何があったんだ!!」
ヲタ「あ…あ…新しく…来た…人達
が…みんな…目の前…で…」バタッ
DQN「おい!しっかりしろ!」
ヲタ「」
後輩「気絶…してるようです。
外傷はあまり無いので…
恐らく新しく来た方々の血かと…」
男「なにがどうなってんだ…」
??「どけ」
男「お前は…っ!?」
ヒゲ「どけと言っている。
こいつを保健室へ運ぶだけだ。
抵抗するなら×す」
DQN「あ、あぁ分かった…」
ヒゲ「何か分かったようだが…
所詮お前らは『モルモット』だ。
出来ることは何でもやってみろ」
皆「…?」
男「なんで僕達を導くような
言い方をするんだ?」
ヒゲ「…ボスからの言いつけだ」フッ
スタスタスタ…
男(やっばりあいつはなにか違う…
どこか懐かしい気さえする…
あの雰囲気はなんだ…?)
後輩「ヲタ先輩のことはとりあえず
安心ですね。1階へ向かいましょう」
DQN「あぁ。」
男「学校にテロリスト!?」
394. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月30日 10:27:48 ID[iNVtMxj0]
〜1階、校長室前〜
男「着いた…な」
DQN「あぁ」
後輩「何があるんですかね…」
DQN「ん?待てよ。
無口達はどうした?」
後輩「あまり多くてもと思い
他の場所の捜索をしてもらってます」
男「確かに6人もいらないな」
後輩「では、乗り込みますか?」
DQN「よし…行こう」
男「学校にテロリスト!?」
395. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月31日 8:33:43 ID[iNVtMxj0]
ガチャッ
??「よく来たのう…」
男「校長…あなたがテロリストに
何かしらの手引をしたのは
分かっています」
校長「…はっはっは、
ワシが、手引をしたとな?
いい線いっておるぞ、男よ」
後輩「やはりテロリストと
関わっていたようですね…」
校長「じゃが、はずれじゃ」
DQN「じゃあ校長は何も絡んでない
って言うのかよ?
ここに表には公開されていない
放送機器があるのも
何も関係無いってか?」
校長「おお、そこまで知っておるとは
なかなか優秀じゃのう…
しかし、一歩及ばんようじゃ」スッ
皆「!?」
バンバンッ
後輩「ぐっ!?」
DQN「ぐぁっ!」
ドサッ ドサッ
男「銃…!?」
校長「ワシじゃよ…
全ての指揮はワシが執っている。
この学校は…選ばれたんじゃよ」
男「学校にテロリスト!?」
396. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月31日 8:47:30 ID[iNVtMxj0]
男「なんで僕だけ撃たない…」
校長「撃って欲しいのかね?
なんとまぁ珍しいことよ」スッ
男「いや!ま、待て!待ってくれ!
話の続きを聞きたい…」
校長「仲間はどうすr…
あぁ、気管を撃ち抜いたから
もはや数分の息のようじゃな。
それを一瞬で見抜くとは」
DQN「がはっ…!ぅ…あ…」ビチャッ
後輩「ぃ…き…が……で…」ヒューヒュー…
男(二人共…!すまない…)
校長「さて、お話をしようかの。
この『実験』は政府からの指示。
そして実験の意図は様々じゃ。
極度の緊張状態における精神力、
疑心暗鬼の中での信頼関係、
そして豊かな発想力と冷静な判断力
まぁ主にこういう類のものを
見ていくわけじゃ」
男「そんなことをして…どうする?」
校長「政府曰く、ぬるい教育現場に
たまには刺激を与えようという
なんともまぁ曖昧な理由じゃ。
そして、優秀な生徒を見つけ
将来の政府の重鎮となるべく
育て上げる、というわけじゃ」
男「そんなのおかしすぎる…」
校長「そのお陰で
この国が成り立っておるから
何とも言えんがのう…。
この制度は大昔から存在しておる」
男「学校にテロリスト!?」
397. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月31日 21:56:33 ID[iNVtMxj0]
校長「君は…合格だったんじゃが…」
男「…どういう…ことだ…」
校長「将来の政府の重役を担う
その資格が君にはあった…」
男「僕は…そんなクソみたいな
ところに入るつもりは…ないね」
校長「残念じゃ…」ジャキッ
バァンッ
男「学校にテロリスト!?」
398. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月31日 22:03:49 ID[iNVtMxj0]
「…きろ……い、おい!」
男「…へ?」ムニャ…
先生「授業中に堂々と寝るとは
いい度胸だなぁ…男よ」
男「う、うわっ!?ヒゲ!?」
先生「ほう…しかもそんな口を
聞くとはな…いいだろう、
お前はあとで職員室に来い」
ゴンッ
男「いだっ!?」
先生「それと、お前の寝言は
クラスの皆で聞いてたからな。
『テロリストが来た』だとか
『僕が追っ払ってやる』とか。
んなことやってる暇があるなら
成績をどうにかしろ。
留年されてもこっちが困るんだ」
男(ゆ、夢…?DQNは…?)チラッ
DQN「カレーパンうめぇ」
男「そういえば話したこと無いや…
今度話してみるか…」
先生「ブツブツうるせぇぞ!」
―完―
男「学校にテロリスト!?」
399. kei@サボり気味 けい隊【筆】 2014年3月31日 22:05:11 ID[iNVtMxj0]
駆け足になりましたが
これにて
男「学校にテロリスト!?」は
完結とさせていただきます。
読んでくれた皆様、
上げてくれた皆様、
本当にありがとうございました。
男「学校にテロリスト!?」
402. きょん 2014年4月1日 16:44:48 ID[BdHvDNM7]
まさかの夢オチw
男「学校にテロリスト!?」
403. もりもりんちょ♂ 2014年4月2日 7:40:07 ID[ZByUfmvJ]
面白かったww